クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 工藤謙治

永遠に地域No.1になる方法

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こんにちは、工藤です。


最近、線路の枕木の如く
迫ってくる課題に対し、
野心が止まりません(笑)


どんな業種、どんな規模の
会社や治療院でも同じで、
高い目標を設定すればするほど
迫ってくる課題は膨大です。


正直しんどい、逃げたい、
でもそこで逃げないから
差がついて、人より抜きに出て
“成功者”と呼ばれていくのです。


先生は、どんな目標を
設定していますか?


本日は多くの治療院の目標である
“地域No.1”になる方法を
お伝えします。



以下の流れで、
考えていきましょう。



■STEP1
 『何でNo.1でなるかを考える』


■STEP2
 『ライバルを知り、基準を知る』


■STEP3
 『自分を成長させる』


■STEP4
 『患者さんにアピール・伝達する』




それでは、
STEP1からです。


■STEP1
 『何でNo.1になるかを考える』



まず、先生に確認します!

先生の治療院は日本一ではなく
先生の地域の中でNo.1を目指す。



ということです。


まず大事なことは
目標地点の確認になります。


どこを目標にするかによって
戦略も戦術も変わってきます。


今回は地域で
No.1になる方法です。


治療家の中では、
「地域No.1を目指す!」
という言葉をよく聞きます。


僕はそれを聞くたびに
「どこを指してNo.1なのか?」
と、毎回思います。


どういった
患者さんから見て、
どこを見てNo.1なのか?


・美容目的の患者さん?

・腰痛の患者さん?

・難病や重度の患者さん?

・ご年配の方?若い方?子供?

・お金持ち、一般家庭?

・値段重視、保険重視の患者さん?

・値段よりも結果重視の患者さん?


などなど、
誰から見てNo.1なのかを
まず考えなければ、正しい目標を
定めることはできません。


そして、
対象顧客(患者)から見て
なにがNo.1なのかを決めます。


・売上なのか?

・歴史なのか?

・知名度なのか?

・クチコミサイトなのか?

・規模・スタッフ人数なのか?

・効果、結果、治療力なのか?

・はたまた、そのミックスなのか?


ここを決めなければ、
一生No.1になることはありません。



■STEP2
 『ライバルを知り、基準を知る』



孫子の名言、

「彼を知り、己を知れば、
 百戦して危うからず」

は聞いたことがあると思います。


つまり、自分の力量・状態を知り
敵・ライバルの力量・状態を知れば
100回戦っても勝つということです。


先生は先生の地域で
No.1になればいいのです。


日本一でも東京の
超激戦区でもありません。


まず、自分自身の力量・状態を
正確に・客観的に自惚れなく
捉えることから始まり、

先生の地域のライバル院の
力量・状態を正確に客観的に
知ることが重要だということです。


・売上高…

・リピート率…

・コンセプト…

・患者さんの層…
 (男女年代比、収入感など)

・単価…

・集客経路…

・財務状況…

・メニュー構成…

・新規来院数、総来院数…

・スタッフ数…

・スタッフ教育率…

・スタッフの給与待遇…

・歴史…

・主義の特徴、効果、熟練度…


様々な要素があると思います。


なるべく調べられるだけ
調べたほうが有利です。


地域No.1というのは
対象顧客からの
“相対評価”なのです。


自分の院が対象とする
見込み患者さんが見たときに、

他院と比較して
No.1になればいいのです。


地域No.1の比較基準は
地域のライバルです。


日本の有名治療院ではありません。


最近、インターネットの発達で
日本全国のすごい先生の事例を
たくさん見たり聞いたりしますけども、


地域No.1のライバルは
そういったすごい先生ではなく
あなたの地域にいます。


だからこそ、

「彼を知り、己を知れば、
 百戦して危うからず」

なのです。


ライバルの院に、
可能なら自分で行って
施術や内部を体験してくる。


それができなければ家族、
スタッフ、友達、仲の良い
患者さんに頼んで調べ上げるのです。


そこで自分が真似できること、
学べるものなどたくさんたくさん
見つけることになります。


ライバルのほうが優れているものは
素直にきっちり学ばせていただく。


そして、自分に足りないものを
明確にして改善・成長し
やがて地域No.1になっていきます。



■STEP3
 『自分を成長させる』



ここの答えは
ほぼ出ていますね。


成長させるためには
ライバルから学ぶことが1つ、


もう一つは全国の
すごい先生たちの成功ノウハウや
手技から学ぶことです。


今や、インターネット経由で
誰でも学べる環境に
アクセスできる時代です。


クドケングループもたくさん
DVDやセミナーを販売しています。


他社さんでも
たくさん出回っています。


10年前では考えられなかった
すばらしい学べる環境が
インターネットを介して
すでに広がっているのです。


DVDを買ってもよし、

セミナーに参加してもよし、

高額塾に参加してもよし、

コンサルタントを雇ってもよし、


様々な学べる場があります。


自分が至らないポイントを
明確にし、課題を設定し、
学びによって自分を成長させます。



■STEP4
 『患者さんにアピール・伝達する』


最後、意外と
抜けているのですが…


地域No.1になったとしても
自己満足で終わったら意味がないです。


それをアピールしていきましょう。


ホームページ、チラシ、
看板などで新規患者さんにアピール。


院内ポップ、ご案内冊子、最初の問診
ニュースレター、はがき、
なんでも良いので既存患者さんにも
しっかり伝えていきましょう。


地域No.1のブランドを
さらなる発展のために使っていきます。


自分の決めた分野の
地域No.1は
大きなブランドになります。


No.1をアピールすることで
その地位はより安泰になり、加速します。


見込み患者さんも
No.1に吸い寄せられてきます。


ということで、

4つのSTEPに基づいて
地域No.1を見てきましたが、
先生は地域No.1になれそうですか?


ライバルが強ければ強いほど
No.1までの道は
大変で課題は山盛りです。


しかし、それを達成してこそ
患者さんのため、
自分の未来のためになっていきます。


是非、先生にもNo.1の
高い目標を設定していただき、
2017年度中に一緒に
達成していただきたいです。


また、僕のメルマガについて
疑問質問があれば
返信でもいいので送って下さい。


個別に回答はしませんが
すべてに目は通しております。


では、本日も頑張ってまいりましょう。

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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