クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 工藤謙治

【音声解説】治療院新患集客”最大最強”の敵

2767 Views

こんにちは、
クドケンの工藤です。


何度かこのメルマガでも
お伝えしておりますが、
治療院経営の最大の敵

「時代変化」


です。


経営全般だけではなく、
新規集客だけみても
同じことがいえます。


最近、治療院の新規集客で
以前はうまくいってたのに、
苦戦する治療院さんが
徐々に増えています。



なぜ、同じことをやっているのに

新規患者さんは減っていくのか、


その対策法はないのか?




ということに本質的に
答えていきたいと思います。



「時代変化」


に、いかに対応するのか?
という回答です。


本日の音声


「治療院新患集客”最大最強”の敵 」


・通常速度(12分23秒)



・1.5倍速度(8分15秒)


※クリックすると音声が流れます。




ちょっと長く経営している先生は
思い出していただきたい。



いまから20年前は
どんな時代だったでしょうか。



どんな経路で新規患者さんは
来院していましたか?



20年前は治療家ではなく
子供、一般人だった先生は
20年前の周囲の状況を
イメージしてみてください。



1995年

ウィンドウズ95という
画期的なソフトが発売され、
パソコン、インターネットの
普及が始まった年です。



当然、

当時はホームページってなに?



みたいな人が多かったですし
インターネットを見るパソコンも
一家に一台もありませんでした。



回線もダイアルアップと呼ばれる
超低速回線、表示まで時間が掛かるし
そもそもインターネット上に
有益なホームページも少なかったです。



当然、治療院でもホームページを
持っているところは皆無であり、
インターネット集客という言葉も
ありませんでした。



聞くところによると、
当時の治療院は数自体が
現在に比べると少なく



人通りの多いところに開業すれば
患者さんがやってくる




あとは口コミ、紹介と
ちょっとしたチラシ、看板などで
十分経営が成り立っていたそうです。



いまでは想像もつきませんが、
情報は遮断され、極めて限定的な
情報の中で患者さんは治療院を選んでいたことは
想像できるでしょうか。



今はどうでしょうか。



インターネットだけでも、
✅回線速度の向上
✅スマホの普及
✅アイパットなどのタブレット端末、


✅フェイスブック
✅ツイッター、
✅インスタグラム

などなど・・・


情報がインターネットを介し飛び交っていて、
患者さんが

自由に情報収集できる時代です。



エキテン、ホットペッパービューティ
その他のポータルサイトも
徐々に増えてきました。



他にもポストを開ければチラシが
たくさん入っています。



ホットペッパーや「ぱど」、
その他の地域のフリーペーパーなど
ありとあらゆる情報が溢れ、



患者さんは溢れる情報の中で
治療院を選んでいるのです。



20年前1995年とは
全く違う時代なのです。



当然、20年後2035年になると
同じような時代になるでしょう。




「20年前ってあんなに
 不便だったんだ!
 時代は変わったね!」



という時代は必ずやってきます。



でも、先生は20年後も
治療院経営をやっていますよね。



だから時代が最大の敵なのです。




先生自身が治療院の内部で行う施術は、
20年間同じかもしれません。



でも、見込み患者さんを取り巻く
時代はどんどん変わっているのです。



この時代変化を敏感に感じ取り
自分の治療院も変化しなければ、





時代に取り残され、
   ↓
やがて新規が減り、
   ↓
廃業へ追い込まれる





では、新規集客における時代変化を
1つ1つ見ていきましょう。



最近、3年~6年前にクドケンで
ホームページを作っていただいた
先生よりこんな問い合わせを
頂く機会が増えました。



質問

「クドケンさん、最近新規の数が
 以前よりもかなり減ってきた」

「ホームページはいじってません」

「SEOの順位もそんなに落ちていません」
 なのに新規が減っています」

「昔のようにほったらしで50人とか
 100人とか集客できませんか?」





こんな感じの質問です。



兼ねてからクライアントさんや
メルマガでもお伝えしておりますが、



ホームページが同じでも

周囲の環境が変われば集客状況も変わります。



3、4年前に書いた僕の
メルマガでも同じことを
伝えていたつもりです。



しかし、実際に何もせずに
数年間経って実際に集客が落ちると
先生は焦って問い合わせてきます。




答え



「手間と多少のお金はかかりますが
 インターネットで治療院を
 選ぶ人の数は増えてるので
 十分戻すことは可能ですよ」




です。



時代がどのように変化して
どのように対応すればいいのかを
理解して、やるべき対策を
適切にとり続ければいいのです。



実際に、現在でも月に100名以上の
新規をずっと変わらずに
集客してるクライアントさんは
それなりにいらっしゃいます。



3年、5年前からずっと
100名超えを維持したり、



一時期落ちていたとしても
適切な対応で元に戻しています。



100名というと出来過ぎな
数字ですが元が20でも50でも
戻すことは可能ですし
増やすことも可能です。



要するに時代変化に合わせ
適切な対応を取ればいいだけです。



では長くなりましたが具体策です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



5年前との時代変化 ベスト5





1,ホームページレベルの向上


2,PPC広告の複雑化と単価高騰


3,ポータル、口コミサイトの
  検索順位変化


4,スマホ、モバイルの普及


5,検索結果表示の変化







です。



1つ1つ見ていきましょう



1 ホームページレベルの業界全体の向上




5年前に比べると、本当に
レベルが上がっているなと
近年僕も感じ取っています。


クドケンで作ったホームページでさえ
5年前のものと現在のものでは
かなりレベルの差が感じられます。


SEO対策などへの配慮も
やはり進化していますし、


デザインクオリティやコンテンツの
内容や質も、業界全体として
レベルアップしてます。



それだけたくさんの業者が
治療院のホームページを作り
ノウハウを研究している
という事実です。


ホームページの表面的なものは
すぐに真似され、そういった教材も
たくさん出回っているので
今後もその流れは加速します。


対策:


常に最新の集客できる型を研究し
適応し続けること





2 PPC広告の複雑化と単価高騰


PPC広告も5年前とは
かなり変わりました。


配信規約もかなり厳しくなり、
掲載すらできない治療院も
出てくるようになりました。


整骨院、接骨院の保険診療を含む
施術へのPPC広告の規制も
徐々に厳しくなりつつあります。


さらに、PPC広告配信が
治療院でも当たり前になり、
オークション形式での配信なので
広告費が高騰しております。


昔は1名獲得するのに
500円~2000円が
一般的でしたが、

今では2000円~5000円が
相場になりつつあります。


配信の幅や種類も複雑化し、
きちんとした調整を行わなければ
新規患者さんをきちんと
集められなくなってきました。



対策:

PPC広告費用を上げてきちんとした業者を選ぶか
自分でもそれなりに勉強する



3 ポータルサイト、口コミサイトの検索順位の変化


3年~5年前もエキテンや
ビットストリートなどの
口コミサイトはありましたが、



検索エンジン上では
それほど目立っていませんでした。



だから、治療院の本サイトを
普通にSEOで上位表示させて
それが魅力的ならば
十分集客することができました。


ところが昨年、今年に入り
エキテンやホットペッパーなどが、


「地名」+「サービス名」で
軒並み上位表示されるように
時代が変化してきました。



当然、通常の検索エンジン対策
に加えて、こういった口コミ、
ポータルサイト内での
対策が必要になってきたのです。



対策:


自分の地域のポータルサイトを
分析してその中で目立っていく



4 スマホ、タブレットなどのモバイル端末の普及




先生自身もスマホを使って
検索していますよね。





ポケベル
 ↓
PHS 
 ↓
ガラケー
 ↓
スマホ



 
と進化しています。



アイパットなどのタブレットも
街でいじっている人を
よくよく見かけるようになりました。



それだけ1人1台のモバイル端末が
普及し根付いています。



当然、スマホ専用のサイトが
必要になり、スマホで反応が取れる
治療院ホームページというものが
必要になってきました。



スマホはもともとは電話であり
画面がPCより小さいです。



当然、スマホやタブレットで
見やすく操作しやすく

電話をかけやすいことが条件です。




なおかつ、魅力的で通いたくなる
治療院スマホホームページが
必要になってきました。



対策:


反応が出るスマホサイトを作る




5 ヤフー・グーグルなどの検索結果表示の変化




先生、実は検索結果の表示って
かなり変わっているのです。



あまり興味がないかもしれませんが
5年前とはかなり変わっています。



当然、SEO対策やPPC広告の
表示位置や目立ち度も違います。



スマホもかなり変わっています。



本当に最近ですが

グーグルの広告表示の右側が消えました。




MEOと呼ばれる部分
グーグルマイビジネス部分の
表示も変わってきております。



こういった表示変化は必然であり
これからも行われていきます。



治療家さんとしては
クドケンのメルマガなどで
最新情報を受け取っていただき、



専門家である我々に
聞いていただければ大丈夫です。



適切にWEB集客を取り巻く
変化をお届けしてまいります。



対策:

クドケンからのメルマガを
きちんと毎回読む



ということでインターネットだけを
見てもこれだけ変化しています。



チラシや、他の集客媒体、
治療院前からの通りがかり集客も
確実に変化しているのです。



どの集客手段をメインとしていても
同じだと思います。



時代の変化を読み、情報を知り
適切に対応していくだけです。



変化は日々起きています。



ずっと同じでは実は相対的に
取り残されていきます。





ずっと同じ ≒ 退化





なのです。



新規集客だけを見ても
現状維持、進化していきたければ
ずっと同じではいけないのです。



クドケンもどんどん進化して
治療院さんに最新のノウハウを
提供できるようにがんばります。



先生も、新規とかWEBとか
ちょっと苦手かもしれませんが
ついてきていただけると助かります。



是非、今日のメルマガをみて
思い当たるフシがあれば
是非改善してみてくださいね。



本日も最後までお読み頂き
ありがとうございました。


本日の格言

20160307_kakugen

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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