お金を掛けずに繁盛するコツ

こんにちは。

クドケン取締役の古山です。

本日は
「お金を掛けずに繁盛するコツ」

というテーマでお送りします。

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先日、タクシーを拾った時のこと。

「えー！すごいですねぇ！！！」

乗り込んだ瞬間、
僕は思わず、
そう叫んでしまいました。

その理由は、
外見は普通のタクシーなのに、
車内はまるで、

「駄菓子屋さん」

のようだったからです。

運転席の後部座席には
駄菓子がいっぱい
セットされています。

助手席の後部座席には
大きな鏡がついてありました。

古山「えー！タクシーの中を
こんな風にしてもいいんですか！？」

運転手さん「いいんですよ！お客さんに
迷惑をかけないということなら何をしても」

古山「どうしてこうしようと
思ったんですか？」

運転手さん「お客さんを目的地に
運ぶだけなら誰でもできますからね～
せっかくなら良い時間を過ごしてほしくて…」

運転手さん「運転手の多くが自分の仕事に
誇りを持ってないのが僕は悲しくて…
あ、僕はこの仕事大好きなんですよ」

運転手さん「正に一期一会だから、
ご縁あって乗車した人に本当に喜んで
いただきたいんです」

そうして僕は、この運転手さんから
名刺をいただき、お釣りを渡して
タクシーを降りました。

「もっと長く乗っていたかった」

そう感じたのは人生初めてでした。

この運転手さんに巡り会えたのは
もう２ヶ月くらい前ですが、
運転手さんのことを思い出すたびに、
良い意味で泣けてきます。

相手の立場に立ち、
心を込めたサービスが
どれだけ尊いことなのかと…


話は歯医者さんに変わります。

ある歯医者さんは
こんなことをしています。

地域の患者さんが
集える場にしようと考え、
待合室を広くし、

院長の趣味でもある
抹茶を提供することにしました。

その結果、お年寄りの間で
口コミを呼び、地域の患者さんを
独占してしまいました。

同時に、歯医者嫌いの
お子さんでもグズらずに、
歯医者にこれるようにと、

歯科助手さんが
治療中にバルーンアートを
作ることで子供がクズらなくなりました。

その結果、近隣の歯科医が
閉院するくらい地域の患者さんを
独占してしまったのです。


ある和食屋さんは
味もさることながら、
名物店長がいます。

その店長はいつも
客席に座っており、
笑顔で帳簿を付けています。

食べ終わったお客さんに
お礼を述べ、料理の味など
感想を貰うようにしています。

話は感想だけにとどまらず、
思わず笑顔になる素敵な
お話も聞かせてくれるのです。

味はもちろん、
店長の話と笑顔には
誰もが虜になります。

領収書をもらおうとすると、
店長は筆を取り出し、
ここでしか見ることができない
すごい領収書を貰えます。

領収書には店長からの
メッセージ付きです。

この和食屋さんの単価は
高いのですが、いつも満員です。


彼らに共通することはなんでしょうか？

そう、運転や治療や料理の技術ではなく
お客さんや患者さんにとって
喜ばれることをしただけです。

その結果、患者さんを虜にし、
単価が上がり、リピートが増え
口コミで新規が増えたのです。

しかも無料、または
それに近い金額で彼らは
それを実現したのでした。


彼らがしたことは２つ。

１：お客さんや患者さんが
どうすれば喜んでくれるのかを考えた

２：考えたことを
最小限の投資で実践した

これだけです。


加えてもう一つだけ
彼らに共通することがありました。

それは、

「仕事・治療をマンネリ化」

させない。

ということです。

人間、毎日同じことを
繰り返していると、
慣れや飽きが生じてきますよね。

ですが、患者さんは期待感を持って
治療院に来院しているのです。

初めて来院した患者さんのことを
思い出してみてください。

今日来院した患者さんへの対応
と比べ、いかがでしたか？

気持ちがちゃんとこもっていますか？

それが、患者さんに
ちゃんと伝わっていますか？


ぜひ、患者さんが喜ぶ
創意工夫に加え、
初心に帰ってみてください。

それから、患者さんひとりひとりに
想いを込めて施術してあげてください。

治療効果も患者さんの満足度も
アップせざるを得ませんので、
先生のファンになることでしょう。