クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 マインド・効率化

 根本隆広

【対談】1回で治したい治療家VS一生お付合いしたい治療家

3485 Views

こんにちは!

ひとり治療家しあわせ
追求型コンサルタントの
根本隆広です。

先日、小学生の娘の運動会に
いってきましたが、

今回は、お昼を子供と一緒に
食べられないという運動会に
なってしまって、大変、残念でした。

学校の事情でそうなってしまった
ようですが、親子でお昼が一緒に
食べられないなんて、

運動会も昔と比べ、だいぶ
変わったもんだなぁと、痛感しました。

時短する運動会もあったり、
40年も経てば、そりゃ、運動会も
様変わりしますよね。

さて治療家として生きる時代も
刻一刻と変わってきていますので、

本日も引き続き、
関野先生をゲストに招いて、


【治療家の永遠のテーマ】


について、
2人で熱く語ってみました。

リピート対策についても
具体的な内容にまで踏み込んで、
話していますので、

ぜひ、いますぐ
チェックしてみてくださいね!

 ↓↓↓



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


根本
今週も関野先生をゲストにお届けしたいと思います。


関野先生
よろしくお願いします。今日はどんなテーマですか?


根本
今日のテーマは「1回で治そうとする治療家 VS 一生のお付き合いを目指す治療家、どちらがいいんだろう」ということです。


関野先生
治療家の永遠のテーマですよね。


根本
そう、永遠のテーマです。もう引退しましたけれど、私も元治療家で。関野先生は現役で治療家してらっしゃいますよね。


関野先生
はい、まだ患者さんを診てます。


根本
患者さんを1回の施術で治すために努力してきたし、1回で治したいという気持ちはお持ちですよね。


関野先生
もちろんです。未だに勉強を重ねてます。


根本
そうですよね。皆さん、「1回で治したい」という気持ちの元にいろいろな技術の勉強をしてますよね。


関野先生
そうだと思います。


根本
ただそこだけにフォーカスしてしまうと、今の時代は経営が厳しくなるのではないかと思ってるんです。


関野先生
例えばどんな感じですか?


根本
今は通ってもらわないと経営が成り立たない時代になってきたということですね。


関野先生
経営という視点で考えると、そうですよね。リピートビジネスということですね。


根本
なぜかというと、例えば2~30年前は治療院が今より少なかったですよね。


関野先生
そうですね。全然少なかったです。


根本
患者さんが得られる情報数も限られていました。ですからほとんどの人が口コミや評判を頼りに治療院へ通っていた時代だったんです。


関野先生
ほとんどそうだったでしょうね。


根本
昔のパターンは「あそこの治療院、1回で治るぞ」っていう評判があればそこに人がたくさん集まって繁盛するというものでした。


関野先生
なるほど。そうですね。


根本
ただ、今の時代は違いますよね。


関野先生
違うと思いますよ。


根本
ちょっと失礼な言い方かもしれませんが、今では治療院は掃いて捨てるほどあります。コンビニ、歯医者、美容院に並ぶくらい治療院がある時代です。そして情報もあふれ返ってますよね。


関野先生
なんでも手に入る時代になりました。


根本
そもそも患者さんが情報を簡単に手に入れられるようになってきたんです。ということは、その中でまず選ばれないといけない。そして来ていただいた患者さんとはずっとお付き合いしていくという治療院の仕組みを作らないといけません。患者さんも忙しくなってきていますからね。


関野先生
そうですよね。


根本
しかし常に1,2回通って終わりという患者さんが多く来院するようになっても、本当に経営が成り立つのか。そこに疑問を投げかけたいです。そうできれば理想的ですよね。


関野先生
1回の施術で治すことができれば患者さんもうれしいですし、先生にも達成感がありますね。でも実際は、そういうわけにはいかない。


根本
やはり限界がありますよね。この動画をご覧になっている先生方も、患者さんに「1回で治してください」って言われた経験がある方、多いと思います。

とはいえそういう患者さんが、治った後もきちんと通ってくるかっていうとそれはまた別のお話ですよね。そもそも患者さんが「症状が治ったイコール通わなくていい」と思っていたら、そこで通院は終了です。ほかのことを優先させますから。


関野先生
確かに。治ったイコール通うのをやめようとなると、そうですよね。


根本
先生自身も「それでいいや」って思っていたら経営が成り立たなくなったケースもあります。だからといって、紹介・口コミが増えるわけでもない。そして患者さん自身も、1,2回通院しただけではいつの間にか先生のことすら忘れているということはすごく多いです。


関野先生
そうですね。


根本
ですから私は、患者さんとその家族と一生お付き合いして、一生健康にしていくという思いのある治療院や治療家だけが今後生き残っていくのではないかと考えています。関野先生、どう思いますか?


関野先生
僕もその通りだと思います。僕自身も一生のお付き合いを考えていますから。


根本
やはりそうですよね。


関野先生
患者さんが持ってくる問題はあくまできっかけであって、そこを解消してからが本当のスタートだと思っています。

そしてその問題が二度と起こらないような生活指導をしていくために、僕らやこの業界が存在しているのではないでしょうか。


根本
さすが、素晴らしいですね。あとは治療院の仕組みとして、先生方がどの程度構築できているかというところですね。


関野先生
思いだけではなく、実際にアクションを起こすかどうかも大切ですからね。


根本
それは別問題ですよね。私もいろいろコンサルティングをしていますが、やはり初診で「どれぐらい通えばいいか」をお伝えしていない方がまだ結構いらっしゃいます。


関野先生
確かにそういうお話はお伺いしますね。


根本
患者さんに聞かれても「2,3回来ればいいですよ」って答えてしまう先生も多いです。たくさん通ってほしいとは思っているんだけど、言い出せないんですね。

先ほど関野先生もおっしゃっていたように、まずは症状をきちんと治して、次に元の悪い体に戻らない状態にする。根本的な解決をして本来の健康を取り戻していきましょうっていう話になると、最低でも10~15回の通院が必要になりますよね。


関野先生
それが一番いいんですが、やはり3ヶ月ぐらいは必要になりますね。


根本
ですからやはり、そのぐらいの時間が必要だということを初診でしっかりお伝えするというところがすごく大切になると思うんです。


関野先生
大事だと思います。


根本
そこを曖昧にすると先生ではなく患者さんのほうが「なんとなく良くなったからもう通わなくていいのかな」と勝手に判断してしまう。

とはいえ通院の継続を強制するのではなくて、「そうしたほうが絶対良くないですか?」っていう流れを初診で作っていく。


関野先生
提案していくんですね。


根本
そうですね。そこがしっかりできていくと絶対に長期リピートも変わってきますから、やっていない先生にはぜひ試してもらいたいです。


関野先生
患者さんに声掛けしたり、通院期間やペースについて伝えたりするのは本当に大切ですよね。言うだけで効果がありますから。


根本
そうですよね。とにかく言う、ということが第一なんですが、もう一歩踏み込むと言うタイミングも大事になってきます。

私が一番いいタイミングだと思うのは、施術前の検査でお体をチェックしたときに、悪いところや今の体の状況をお伝えする。そして「症状を治したうえで、本当の健康を取り戻していきませんか」というふうに問いかけをする。


関野先生
患者さんに聞くというのは重要ですね。


根本
聞いたうえで、「じゃあこのぐらいの期間が必要です」ときちんとお伝えしていく。

そういったシンプルなことを一つ一つやっていけば、だいたい患者さんは長期通ってくれます。そこで結果が出やすいのが、回数券やプリペイドカードの提示ですね。

先生自身の初診を振り返ってみて、きちんとトータルの通院回数をお伝えしているかどうか、今一度考えてみてください。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。




追伸


【無料手技プレゼント】※明日まで

今、業界で熱狂の渦を巻き起こしている
“奇跡”の治療法をご存知ですか?

アトピーとアレルギーを完治させる
唯一無二の手技を公開中

明日までの期間限定配信です。
絶対にこの波に乗り遅れず、
あなたも無料で手に入れてください
 ↓↓↓
※6/6(木)迄の無料プレゼント

Writer

根本隆広 根本隆広の記事一覧

茨城県の片田舎で整骨院を開業し、自費治療のみで5年目に年商5000万円を達成。その後自社ビルを購入し2店舗目の整骨院を開業するも、家族との時間を大切にしたいと事業を売却し、現在はクドケン直営院の現場統括を担当する。またその傍ら、理想の売上だけでなく、家族との大切な時間も作れる仕組みを提供する「一人治療家しあわせ追求型コンサルタント」としても活躍。数多くのクライアントを半年以内に月商100万超えを達成させ、廃業の危機から救っている。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

©2024 治療院経営に役立つ無料webマガジン「クドケンブログ」