クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 工藤謙治

お金がない先生へ、チラシ戦略をがんばりましょう

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こんにちは、工藤です。

本日は新規を集める予算が

ちょっと少ない先生に朗報です。

お金をそれほどかけずに

集客する方法です。

それはズバリ、”チラシ”です。

「なーんだ、チラシかよ」

と思ったあなた!甘いですね。

なぜチラシがお金がないときに

いいのかを解説していきます。

■■■■本日の動画はこちら■■■■■

「 小予算チラシ戦略 」

【映像】10:29 

 ↓

 音声のみはこちら…

 ↓

■■■■■■■■■■■■■■■■■■

チラシの内容の善し悪しは

いろいろな本や教材が

でているので参考にしてください。

弊社でも取締役の古山正太が

チラシDVD教材を販売しております。

チラシは1000枚に

1人~3人が一般的な数字です。

コストを考えてみましょう。

印刷屋さんに頼めば

1000枚で2000円~

で依頼することができます。

カラーにしたり紙質を

考えるともう少しかかります。

値段は一回に印刷を依頼する量で

かなり変わってきます。

インターネットでも

チラシ印刷業者さんがたくさん

出ていますので一度見てみてください。

自分で自宅のプリンターで印刷すれば

もう少し安くなるかもしれません。

ざっと僕の感覚ですと

1枚3円も出せば十分にいいものが

印刷することができます。

1000枚で1人来院すると

3000円で1人の来院です。

1枚2円のチラシなら

1000枚撒いて1人2000円です。

また、反応がいいチラシであれば

1000枚で3人は来院します。

3円のチラシを1000枚撒いて

3000円、そして3人なので

ひとりの獲得単価は1000円です。

後は自分で撒く量を調整すれば

新規の数をコントロールできます。

■チラシ戦略を始めるのに重要なこと

1、テストをすること

2、自分の足で一度撒いてみること

3、1回で辞めないこと

です。

ここが重要なのですが

いまいち理解しないで

「とりあえずチラシやってみました」

「でも全然新規がきません」

「やめます」

と萎んでしまう先生がほとんどです。

チラシの鉄則はこの3つなのです。

【1:テストする】

テストしないといけません。

書籍やDVD教材やなんかのセミナーで

チラシを学んでそのままやっても

いまいち反応がでないことがあります。

それは、顧客層が違うからです。

書籍や教材に掲載されているチラシは

特定のターゲットに向けて作られています。

だから、メルマガを読まれている

先生と顧客層が違うのです。

ド田舎、地方、都心では

住んでいる方の年齢層も職業も

まったくもって違います。

だから、特定の地域で反応が

すごくいいチラシも

実際試してみると反応が出ないのです。

だから、結果の出ているチラシの

テンプレートを手にしたら

自分の地域に合わせて調整するのです。

また、院によっては美容より、

高齢者より、若者向け、ママ向け

など集めたい患者さんも違います。

だから、それを考えて調整します。

そして、それをテストします。

オファー(値段)

キャッチコピー(見出し)

写真の使い方

患者さんの声(推薦の声)

実績の見せ方

など成功テンプレートの型を

守りつつも入れ替えてテストします。

テスト枚数は少なくても3000枚、

できれば5000枚~1万枚で

テストしたいところです。

母数がないと正確なデータが

なかなかとれません。

1つのチラシを作り、実際撒いてみて

5000撒いて○○人という

テスト結果は欲しいところです。

【2:自分の足で撒く】

これは、ポスティング業者代を

ケチるとか新聞折り込み代を

ケチるわけではありません。

自分の商圏を知るためです。

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自分の商圏を知ることは

めちゃめちゃめちゃめちゃ重要です。

長くその土地に住んでいる

先生でも商圏を感覚だけで

掴んでいるケースもあります。

つまり、自分の商圏がわかってない。

地域によって商圏の距離も変わるので

そこは自分の商圏を決める必要があります。

実際に歩いて商圏を回ることで

どんな家があるのか、住民の層など

肌で感じることになります。

実際に、、、

どんな家に住んでいるのか、

所得はどんなもんなのか、

家族構成はどんなもんなのか、

どんな仕事をしているのか、

家を見て地域を歩けば

なんとなくイメージできます。

チラシ撒きは人があまりいない

早朝がおすすめですが、

昼にチラシを撒きながら

歩いている人を見るのも手です。

実際歩いてみると、

グーグルマップや地図には

反映されない情報が

本当にたくさん入ってきます。

そして、自分の治療院が

どんなチラシを出せば

この地域の人は反応するのか

考えながら撒いてみるのです。

チラシの場合はホームページと違い

その商圏のその地域の人に突き刺さる

メッセージを作る必要があるからなのです。

チラシは一瞬です。

見込み患者さんがチラシを見た瞬間に

「私の悩みを解決してくれる」

と食いつかせないといけないので

『刺さる』メッセージが必要です。

だから、

誰に対するメッセージなのか

をはっきりさせるために自分で

商圏を歩いてみる必要があります。

【3:1回でやめない】

多くの治療家さんは1回で

反応がでないとやめてしまいます。

反応がでなかったのは

・枚数が少なかったのか

・チラシがダメだったのか

・たまたまタイミングが悪かったのか

実際にはわかりません。

実際、住んでいる顧客層によって

だいぶ反応が変わります。

例えば

治療院がある○○町は

3000枚撒いて1名しか来院しない。

でも、ちょっと離れた○○町は

3000撒いたら5人来院した。

などよくよくあることです。

団地なのか一軒家なのか、

高級住宅街なのかで

住んでいる人の所得も違います。

悩みも当然違うのです。

もう1つ複数回撒く理由があります。

それは、認知度は撒くたびに

徐々に上がっていくからです。

先生もそうじゃないですか?

毎月毎月ピザの折り込みが

ポストに入っていませんか?

「また入っていた」

「今月も入っていた」

「またここか、ピザの時はここだな」

と繰り返し見てもらうことで

近くに治療院があることが

刷り込まれていくのです。

テレビCMも一回見ただけだと

あまり覚えていませんよね。

でも、なんどもなんども

同じCMを見ていると

そのうち覚えてしまいます。

まさに刷り込みCMです。

チラシも同じなのです。

是非、3回は撒いてみてくださいね。

ということでチラシは

手間はかかりますが自分で

新規の数を調整できます。

さらに、お金もそれほどかかりません。

そして、チラシをやりながら

反応が出る地域とチラシの型が

分かったら、そのチラシを

折り込みやポスティング業者に

委託していくのです。

是非、お金に余裕がないならば

まず自分の足でチラシをもって

撒きながら商圏リサーチを

実際にしてみてください。

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Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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