クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 スタッフ教育・採用

 工藤謙治

7年で100院を展開する裏側!!?(ヒント:あのコピペです)

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こんにちは、
クドケンの工藤です。


こちらのクドケンメルマガには
月に1回しか登場できませんが、
毎日バリバリ働いています。


どんなことが
読者の先生のためになるか
考えておりましたが、、、


クドケン直営院の2025年までの
今後の戦略がひとり先生にも
役立つと思います。


分院、店舗展開の話が中心ですが、
オチはこれから頑張りたい
ひとり先生に向けて書いていますので、
最後までお読みください。

2025年までに100分院展開!!


先日、クドケングループで
お世話になっている
財務コンサルティング会社さんと
定期面談でお伺いしたときに、


「工藤さん、
 このビジネスモデルが本当なら

 2025年までに50院ではなく
 100院を目指しても
 良いんじゃないでしょうか」


「50院も100院も
 お金はきちんと回るので、
 
 人材の採用と育成、そして立地があれば
 十分狙えるし、その先にMAや
 上場だって考えることもできますね。」


と言われました。


その財務コンサルの先生は
上場企業大手の飲食フランチャイズや
非上場でも某有名ラーメンチェーンの
資金調達・財務を経験されているので、

クドケン直営院の利益率、経費、
展開スピードをみて財務は
問題なく拡大できるとの太鼓判でした。


考えたらわかりますが、
僕たちのビジネスは飲食店のように
食材原価もかかりませんし、

キッチン(調理場)、内部の内装にも
そこまでお金をかけなくても
十分な利益を確保できる
ビジネス視点でみても優れたモデルなのです。


ちゃんとやれば、
ちゃんと利益が出るのです。


しかも、スーパーエースのような
実力のある人材でなく、

ほどほどのやる気と能力でも
患者さんに十分貢献できるという点でも
ビジネスとして優れています。


だから、、、


この業界には大手が居て、
駅近くに誰もが知っている
マッサージやほぐし、整体サロンなどが
全国100店舗以上に展開できるのです。

なぜ貧しいひとり先生がいるのか?


一方で、
自分の生活すらままならない
治療家もいるわけです。


このメルマガを読んでいる先生も
まだまだ、もっと患者さんを呼んで
売上を上げたいと思っているでしょう。


ではなぜ、なぜ、なぜ?


言い方は少し悪いですが、


雇われ院長と雇われ施術スタッフが回す
整体サロン、治療院が利益を残す一方で

小規模ひとり先生が
売上に苦しんでいるのか?


治療技術を学び、患者さんに
真剣に向き合う先生であれば一度は

「なぜあんな整体サロンみたいなのに
 あんなに患者さんが入っているのか?」

と考えたことがあると思います。


雇われ院長、雇われスタッフ



独立した院長


この2つでは
やる気も、キャリアも技術も

自分の看板でやっている
独立した小規模治療院の院長のほうが
高いのではないでしょうか。

答えは設計図(マニュアル)の質


やる気も技術もあるのに結果がでない。


それは結果が出ることに
努力できていない。


つまり、報われない
努力をしているのです。


シンプルですね。


報われる努力をするために
結果が出る設計図と
自分の現在の行動の『差』を見極め
改善すれば、結果は出るのです。


例えば、クドケン直営治療院は、
経営の仕組みが確立しています。


どのような立地、どのような集客、
どのような問診、説明、検査・鑑別、
施術の基本的な順番から塩梅まで
マニュアルがあって徹底的に研修します。


なので、入社後2ヶ月間の研修で
素人だった施術スタッフの先生も
月商60万円~100万円を
売上げるようになります。


しかも、
1日8時間の勤務時間で
残業もほぼありません。


休みだって
週2回きっちりもらえます。


ひとり先生で
開業○○年というベテラン先生でも、

週2回きっちりと休んで
月商100万円を安定させるのは
なかなかのものです。


でも、それを施術家として3ヶ月目で
専門学校や治療院修行なしの
スタッフがやってのけてしまうのです。

ひとり先生にマニュアルは関係ない?


仕組み(マニュアル)と聞くと、
ひとり先生やスタッフ1~2名の
小規模治療院の先生は

「そんなの関係ねぇ」

と思うかもしれません。


でも実は関係あるのです。


むしろ、
自由奔放経営のひとり先生にこそ
マニュアルを作って欲しいのです。


ひとり先生、小規模治療院は
自分がオーナー兼経営者なので
自分の思い通りに院を動かせます。


施術も自分のその時の気分や状態で
施術時間や手技、対応を
自由に変えたりしています。


でも、それがよくないのです。


自由と自分勝手は違います。


貧しいひとり先生は自分勝手なのです。


自分のやりたいように施術する、
決まり事がないから、
感覚や過去の拙い成功体験に頼ってしまう。


オリジナリティという自分勝手が
売上を落としていることが多いのです。

成功治療院の秘密は、実はマニュアルにあった


僕が数々の成功治療院をみてきて思うのが
成功治療院こそワンパターン、テンプレ、
マニュアル通りに動いているということです。


患者さんに反応が良い問診、
説明、施術、来院指導など
成功治療院は思いのほか
マニュアル化されています。


うまくいく、患者さんが納得する
患者さんが喜ぶパターンを
ただひたすら繰り返しています。


もちろん症状や患者さんによって
調整・対応しますが
根本となる部分はすべて同じです。


よく、うまくいかない治療家先生は


・すべての患者さんに一人ずつ
 オーダーメイドされた最高の施術

・ひとりひとり親身になって話を聞き
 カスタマイズして対応

・患者さんにあわせて施術も
 アレンジ・オリジナルで対応するのが正義


と思い込んでいます。


でも実際は違います。


成功はワンパターン(マニュアル)から
生まれてくるのです。


1つの軸となるマニュアルがあれば
それを繰り返すたびに上手になります。


そしてその軸があるから
改善ポイントが見え、

何が良かったのか悪かったのか
振り返ることができます。


施術も、
ベースがしっかりとあったうえで
各症状に対応していれば
振り返りもできますが、

いろいろな手技を組み合わせて
オリジナルすぎると、何が良いのか
悪いのかわからなくなります。


成功するひとり先生ほど、
意識していなくても頭の中に
マニュアルがあって、その通りに
最善パターンを繰り返しています。


これは患者さんの対応だけではなく
集客、経営資源の分配、時間割、
カルテの記入、補完、掃除まで同じです。


すべて決まりがあり、手順が有り、
コツがあり、基準があるのです。


だから、結果が出る手順を
繰り返し実行し、改善するから
より一層結果に繋がるのです。

最高のマニュアルを真似るだけで成功


では、うまくいかない先生は
どこから始めるべきでしょうか。


まずは、自分の治療院にあった
最高のマニュアルを探すことです。


自分自身で地道に改善していっても
良いマニュアルはなかなかできません。


既にうまく行っている自分の
理想を体現している治療院に
患者さんとして行ってみるなど、
お手本を探してみましょう。


今ではインターネットで
様々なコンサルタントや治療家が
ノウハウや実績を公開しています。


DVDや商材、セミナー、塾などでも
販売されています。


そういった中で
自分にしっくりとくる
マニュアルを探し、その通りにやる。


守破離の概念のように
最初はそのまま徹底的に真似します。


うまく行っている成功パターンを
そのまま真似し続けることで
自分に馴染み、改善が行なえます。


手技や技術のように多くの練習や
経験が必要なものもあれば、

経営の仕方、集客関連、問診など
短い時間で習得できるものもあります。


まずは自分の経営の隅々を
明文化、言語化、数値化して
パターンの分析を行い、

成功治療家のマニュアルとの
差を分析し修正していきます。


あとは、手技と同じです。


繰り返し様々な状況で練習、
改善を繰り返すだけです。


最初はお金や手間が当然かかりますが、
板についてくれば、売上も上がり
成功マニュアルが血肉化され

繁盛治療家へと最短ルートで
到達することができます。


なんと言ってもクドケン直営院の
未経験スタッフでも、2ヶ月の研修で
月商100万円を出せるのですから、

マニュアルの質と反復練習が
いかに大切であるかということです。

自分→弟子→弟子の弟子


スタッフ育成に悩んだり
採用が上手く行かない先生も
優れたマニュアルがないことが
原因だったりします。


自分の経験値、感性、才能だけで
これまでやってきたとしても
スタッフはマニュアルが無いと
できないのです。


マニュアルという
軸となる基準がないまま
弟子やスタッフを指導するので
うまく伝わらない。


教える側もイライラしますし、
教えられる弟子もイライラします。


これが、スタッフを雇用できない
先生の闇の一面です。


スタッフ育成のマニュアルが
誰にでも理解できるような
教科書的なものであれば

何が良くて悪いのか明確なので
成長は早くなります。


スタッフ育成においても
大体のトラブルはマニュアルの質です。


ここが出来ていれば、
3店舗くらいまでは十分拡大できます。


更に、大きく分院展開や
自分が現場を抜けたいのであれば


「自分 → 弟子」

から

「弟子 → 弟子の弟子」

という伝達が必要です。


残念ながら、どんな治療院組織でも
経営者、院長に比べて
新米スタッフや、ヒラの施術スタッフは

やる気や技術、経験において
大きく劣ることが多い傾向があります。


なので、その状態でも
機能するマニュアルが必要です。


院長や直接指導する
弟子・スタッフの先に

もう一段階下の
弟子・スタッフに伝達する
マニュアルが必要なのです。


この伝達が難しいので
ここではマニュアルの精度や
再現性が問われることになります。


ここまでできれば組織として機能し、
5店舗10店舗と拡大でき、
自分が完全に現場を離れられます。

バカのひとつ覚えマニュアル


結局、治療院に限らず街にあふれる
フランチャイズ店舗ビジネスは
すべてマニュアルの力です。


セブンイレブン、ファミリーマート
デニーズ、ガスト、吉野家、松屋、大戸屋、
ケンタッキー、マクドナルド、
各整体マッサージチェーン…


すぐれたフランチャイズは
優れたマニュアルを持っているのです。


そのマニュアルを
バカのひとつ覚えのように
小さいときから繰り返し、改善し、

磨き上げたマニュアルがあるから
どこの地域でもお客様が絶えません。


お客様に選ばれるマニュアルを
バカのひとつ覚えのように
繰り返すだけです。


ひとり先生は誰にも管理されない分
マニュアルがありません。


自分の軸がありません。


または感覚的、経験則が中心でその軸が
患者さんが求めるものからズレています。


だから患者さんが集まらないのです。


自分の行動を律し、
反応が取れる軸となり、
弟子、その先の弟子にも伝達できる
優れたマニュアルを探求してください。


実は成功治療家ほど
マニュアルに即した行動を取っています。


2018年ももう残り2ヶ月、
自分の治療院の経営を分解し、
自分のマニュアルというものを作り、


うまくいっている治療院のマニュアルと
比較して改善してみてください。


2019年、そしてオリンピック、
どんどん時間は流れていきます。


競争が激化する治療院業界でも
生き残り、勝ち上がって
患者さんや地域へ貢献し、

なにより自分、
そして家族が幸せであるために、
まず自分を律する
マニュアルを作りましょう。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。

追伸


施術のベースを考えるなら
ゴッドハンドの繊細な感覚を
誰にでもできる型として体系化した

この先生の手技テクニックを
参考にしてみてください。


再現性が非常に高いうえ
全身の考え方や
アプローチが分かるので、

施術効果を高めながら
施術に軸を作ることができますよ。

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※明日までの限定公開
 
 
 

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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