クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 マインド・効率化

 早野 隼翔

なぜ、貧乏治療家は数字を見ないのか?そして見るべき数字とは?

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こんにちは。

早野隼翔の55段階式・個別指導塾
塾長の早野です。


実は2021年になってから
新しくチャレンジしている
娯楽があります。

それは公営競技『競艇』です。
(いわゆるボートレースねw)

ということでやってきました
大阪にあります住之江競艇場!


天気がいいので、本日は
本命決着戦になりそうです。


多くの方は、競艇=ギャンブル
という認識が高いと思いますが
実はこれ、データ分析をすると
きっちりと勝つことができるようになります。


1戦、1戦では負けもありますが
1日トータルすると、ほぼ負けていません。


1ヶ月の収支でお話しするなら
回収率は、ちゃんと100%を超えております。


データ分析、仮設→検証を繰り返すと
おおよそ、パターンが見えたりするから
マーケッターとしては、おもしろい
『娯楽』を楽しんでいます。

※競艇はお小遣いでやりましょうw


というわけで、今回のテーマは
『なぜ、経営者は
 数字を見なければならないのか?』
について、お話をしていきます。

おこづかい帳、つけてる?


4月上旬の授業風景。

早野
『はい、本日は数字に関する
 授業をしていきますが…

 家計簿やおこづかい帳を
 つけている先生は
 どのくらいいますか?』

(ここで手を挙げてくれた先生は
 わずか3人)


早野
『30人中、3人だけですか…。
 では、他の先生方は、
 どのように毎月の収支を
 管理されているのですか?』


塾生A
「管理するのって
 面倒くさいじゃないですか!」


塾生B
「自分のこづかいなので
 つけていませんね!」


塾生C
「以前はつけていましたけど、
 今は特に集計などはしていません」


(んーーー、これは困った。
 数字に対する意識がここまで低いと、
 経営云々の話どころではないぞ。。。)


早野
『なるほど、そうなんですね。


 では、先生にお聞きします。


 なぜ、ボクが
 毎月の収支を管理をつける必要がある
 と言っているかお分かりになりますか?』


塾生
「塾長、分かりません!」


(はい、終了www)

記憶より、記録であるということ


それでは、家計簿や
おこづかい帳の必要性について
少し解説をしていきますね。


「なぜ、家計簿をつける
 必要があるのか?」


それは、家計簿をつけることで
“事実の記録”が出来るからです。


なぜ私が必要性を伝えたかというと

数字化した事実を見つめていないと
日々の経営に対する改善点発見や
売上分析することも出来ないため

問題に目を向ける機会が
なくなってしまうからです。


このことから経営をより良い方向へ
改善していくためには
“事実の記録”が必要になのです。


たとえば…


――――――――――――――――――――
・1ヵ月の収入はどのくらいあるか?

・毎月何にどれくらい使っているか?

・使った用途の中で
 無駄はいくらだったか?
――――――――――――――――――――


このような質問に答えるとしましょう。


この時に、“記憶に頼った数字”を
答えてもほとんどが思い込みなので、
事実が反映出来ていません。


もうお分かりですね。


大切なことは”事実を記録する”こと、
そして、記録するだけではなく、そこから
改善点を見つけ出すということです。

数字を付けることに意味はなし!?


家計簿をつけろと言っても
ただ、自分が使ったものを記録して
おくだけでは、何の意味もありません。


その数字を見たうえで、
来月はこのようにしていこう!とか
今年中に100万円貯めよう!とか
目標と計画を立てて、遂行するのです。


日常生活を例にしてみると…


「今月は外食が多かったなー。
 では、来月の外食費は
 1万5千円で納まるように使おう」


「外食費を抑えた分は、
 保険を充実させよう!」


「光熱費が思った以上に
 上がっているなー」


「来月はもう少し意識して、
 必要のないときは節約できるように、
 使用を控えよう。」


このように考えることによって、
効率よく効果的な生活が
できるようになるのです。


記憶やなんとなくの感覚では、


―――――――――――――――
・どのくらいのものが
 効果的に使用出来ているのか?

・どのくらいのものが
 無駄になってしまっているか?
―――――――――――――――


を理解することができません。


でも、これって
治療院の経営も同じなんです。


よく分からないうちに、
”貯金が増えている”なら
何も問題はありませんが

よく分からないうちに
“お金が無くなっている”
なら大問題ですよね。


まだ実践できていない先生は
”事実の記録”をしてみて下さいね。


事実から見える改善のヒントは
経営に大きな変化をもたらしますよ。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『なぜ、経営者は数字を
 見なければならないのか?』
というテーマでお伝えしました。


特に月商50万円以下の先生は、
なんとなくの感覚で
経営をしていることが多く
いつの間にかお金が無くなっています。


改善の一歩は、
現在の状態を知ること。


事実に基づいた
記録をすることです。


どんぶり勘定では、
治療院は発展しないですよ。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。


講義終了!

Writer

早野隼翔 早野隼翔の記事一覧

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