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 早野 隼翔

患者を不快にさせる”アレ”の対策できてます?

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こんにちは。

勝ち組治療家養成・個別指導塾
塾長の早野です。


ボクの仕事は経営改善のための
コンサルティング業です。

経営塾の登壇と合わせて
全国の治療院へ直接足を運び
患者さんの目線になって
現場の改善をしています。


新規の患者さんは
あなたの所へ行くのが初めて。

ということは、
初めての方が感じることを
理解してあげないと
ダメなわけなのです。

さて、今回のメルマガでは
『患者さんに対する気づかい』
についてお伝えしていきます。



気づかいできていますか?


経営コンサルタントの仕事
からすると大変なことですが
それでも現場を見ないことには
何も始まらないとボクは思います。

中には現場を見ることなく
理論的な話や数字だけで
改善を試みるコンサルもいます。

(個人的には論外だと思います)


ボクが大切にしている事は
患者さんの立場で話をすること。

現場に足を運ぶ理由は
その場でしか体験できないことが
いくつもあるからです。


例えば以下の4つ。

光・音・臭い・温度。
~~~~~~~~~~


患者さんの立場に立ってみれば
お分かりいただけると思うのですが
これらは体験で理解できることです。


まぶしい光は、不快です。
うるさい音は、不快です。
くさい臭いは、不快です。
あつい場所は、不快です。
さむい場所は、不快です。


しかし、このことを真剣に考え
取り組んでいる所は意外と少ない。

特に売上が少ない治療院は
こういった傾向が見られます。


はい、気づかいや
心配りができていない
治療院のことです。

院内で見かける風景…


光について、考えてみよう。

院のコンセプトにもよりますが
昼間なのに薄暗く、清潔さが
感じられない施術室があります。

こういったところは
第一印象がとても悪い。


院内をよく見てみると
いくつかの蛍光灯が外れている…

先生にこのことを聞いてみると
「院内がまぶし過ぎると思うので
 一部を外してあるのです。」
とおっしゃいます。


うむ。

気遣いができているようですが
少しズレが生じている感じです。


明りの調整をするために
外したのはいいのですが
「どの様な印象を与えるのか?」
まで、考えられていません。

ちょっと残念です。

あなただったらどう感じるか?


新規さんは、初めて
あなたの治療院に行きます。

そこで、蛍光灯が外れた
院内を見たらどう思いますか?

何も感じないと思っていますか?

それとも、ここはまぶしさを
軽減するために、院長さんが
気遣いをしてくれている…と
思っていますか?

だとしたら残念極まりないです。


では、このことが
あなたが初めて行く歯医者で
行われていたらどうでしょうか?

あなたが初めて行く美容室で
行われていたらどうでしょうか?


はい、蛍光灯が外れていたら
設備不良にしか見えません!
~~~~~~~~~~~~~~

誰も「気遣いが素晴らしい!」
とは思ってくれないのです。

ここ、お分かりになります?

まぶしいのであれば、アレを…


蛍光灯を外して院内を
暗くしてしまうよりも
もっと的確な方法があります。

患者さんがベッドに寝ていて
まぶしいというのであれば
一声かければいいだけです。


「蛍光灯、まぶしくないですか?」

「もしよろしければ、目隠しのための
 タオルをお持ちいたしましょうか?」


そうです。

光そのものを対処するより
患者さんの見えている光を
遮ってしまえばいいだけです。

※タオルで目隠しすれば
 光は調整できますから。


こうすることで
蛍光灯を外すことなく
光の調整が可能になります。

そして、患者さんへの
気くばりも伝わるのです。

もし、あなたが蛍光灯を抜いて
光の調節をしているのであれば
この方法を使ってみて下さい。

まとめ


さて、今回のメルマガでは
『患者さんに対する気づかい』
というテーマでお伝えしました。

気づかいをするのであれば
患者さんの立場に立ったもので
行って下さい。

いつでもお金を支払うのは
消費者側であり、そのお店を選ぶのも
自由なわけです。

選ばれるための答えは
そのサービスを受けてくれる
人(の頭の中)にあることを
忘れないようにしましょう。

気に留めておいてくださいね。


では、本日も最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

講義終了!


塾長・早野

Writer

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今は高い技術があっても、患者さんを治療院に来院させなければ、あなたの治療院が儲かるどころか、廃業へと追い込まれる時代になりました。そう、ライバルが多い時代になっているのです。そこで、専門学校やスクールなどでは教わらない「治療院経営」と「マーケティング(集客)」に特化した『勝ち組治療家個別養成指導塾』を立ち上げました。経営のプロがあなたと一緒になって治療院を改善していきます。集客を学びいつでも売上が作れる治療院になりましょう。

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