クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 スタッフ教育・採用

 田村剛志

受付をパートで雇うと”損”する理由

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おはようございます。


治療院コンサルタントの
田村剛志です。


全国1万人を超える治療家の
コンサルティングから判明した
繁盛院の”仕組みのウラ側”を伝授する

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田村剛志の繁盛システム経営講座
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262ターン目をお届けします。


このところ、
『受付さんの戦力化』について
お伝えしておりますが、

そもそも受付スタッフの雇用について
「パートでいいですか?」
という質問をよくいただきます。


弊社では施術者も受付スタッフも
原則正社員採用です。


短時間勤務や出勤日数の
少ないスタッフも居ますが、

パートやアルバイトという
呼称は使っていませんし、
全員月給制です。


正社員よりも
勤務時間が短いスタッフに関しては
短時間社員という名称を使っています。


社員という呼称が大事です。


パートやアルバイトという呼称を使うと
仕事に対する責任感や使命感が欠如しがちです。


来店される患者さんお客さんにとっては
社員だろうがパート、アルバイトだろうが
その店舗のスタッフには変わりありません。


また、同一労働同一賃金の観点から
社員とパートで時間当たりの
賃金は変わらないですから、
背負っている責任や使命も一緒です。


ですが、どうもパートやアルバイトは
社員よりも責任が軽い、
頑張らなくてもいいという様な風潮があります。


なので、弊社では
短時間社員という呼称を使っています。


また月給制にしているのには
2つの理由があります。


1つは、時給制だと
スタッフは働いた分だけ
お給料がもらえるという認識になります。


こうなるとスタッフは気軽に休みがちです。


人手が必要だから雇用しているのに、
スタッフ側の都合で好き勝手に休まれてしまうと
会社側からすると期待した成果が得にくいです。


ですが、月給制だとあらかじめ
月にいただける給与が決まっていて、
休んでしまうとその金額が減ってしまいます。


・働いた分だけもらえる=元々なかったもの
・休むと給与が減る=元々あったものが減る


結果的にいただける給与は
変わりませんが、
認識がずいぶん変わります。


人には手に入れたい願望と
失いたくない願望があります。


この場合は失いたくない願望が
強く働くようで、月給制の方が
明らかに休むことが少なくなります。


2つ目は有給休暇の管理のためです。


時給制で好きな時に休んで、
好きな時に出勤するというようなスタイルだと
いつが欠勤でいつが
有給休暇なのかがわかりません。


そもそも有給休暇は
半年間決められた出勤の
8割以上を勤務しなければ発生しません。


なので、いつが出勤なのかを
契約上で明確にしておかないと
有給休暇を取得させることが出来ません。


出勤日が決まっていれば
月給制にすることが出来ます。


月給制にしておけば、
給与計算の手間が省けますし、

スタッフさんからしても
月の暦数で給与が変動することが無くなり、
収入が安定します。


会社側とスタッフさん
側双方にメリットがあります。


さて、前置きが長くなってしまいましたが、
なぜ受付スタッフに責任感と使命感を
持たせなければならないのか?


それは受付スタッフに期待する
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重要な仕事があるからです。
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前回までにお伝えしてきた
稼働率のアップや物販、物療の促進、
クチコミの獲得、離患対策、
予約のコントロールです。


どれも業績に大きく関わってきます。


これらの仕事に
責任感と使命感を持って
望んでもらうかどうかで
成果は大きく変わります。


特に離患対策。


前回までにお伝えした内容に加えて、
離患してしまった1ヶ月以上来店のない
患者さんお客さんに対しての
呼び戻しも重要な業務です。


具体的な方法として
最近ではLINE公式アカウントを使って、
呼び戻しの連絡をしている先生も
多いかと思います。


これももちろん有効な手段ですが、
もっと有効な手段があります。


それは直接お電話することです。


LINEは既読がついていても
実際は中身を読んでいないという事が
多々あります。


しかし、お電話の場合は
実際にお話しすることが出来ます。


もちろんなかなかお電話に
出ていただけないということもありますが、

お電話に出ていただければ
LINEよりも高確率で
再来店いただくことが出来ます。


なぜか?


離患する原因は

1.忘れる
2.飽きる
3.卒業する
4.嫌われる

この4つです。


そして、大半が1の忘れるです。


前回の予約対応でもお伝えしましたが、
なんらかの都合で
急遽予約をキャンセルしてしまって
そのまま次の予約を取っていない場合、

特に理由があるわけでもなく足が遠のき、
そのうちお店の存在を忘れてしまいます。


その証拠にお電話を差し上げると多くの場合
第一声で「ありがとう」のお声をいただけます。


「もうそんなに経ってた?」
「ちょうどそろそろ行こうと思ってたんだよ」
「やっぱり間があくと調子悪くて」


こんな声をいただきます。


ですが、なかなかお電話をするのには
勇気も要りますし、忙しい施術の合間に
お電話するのも大変ですよね?


そこで受付スタッフの活躍となるわけです。


実際のところは施術者が
連絡した方がいい場合もありますが、
受付スタッフが連絡する事で
サイレントクレームを拾える事があります。


「実はあの先生苦手で・・・」
「あんまり効果が感じられないんだよね」


施術者には直接言いづらい
お話を聞くことが出来ます。


これをフィードバックしてもらうことで
改善に繋げる事が出来ます。


この重要な任務を
受付スタッフさんに任せるに当たって
パート、アルバイトという呼称、認識だと

「私パートなんで・・・」
「アルバイトがやる仕事じゃないと思います」

こんな風に言われてしまいます。


そうならないためには会社側も

「受付だから、
 パート・アルバイトでいい。」

という認識ではなく、

「受付にしか出来ない
 プロフェッショナルな仕事を
 依頼するのだ。」

という認識で雇用していただくのが
良いですね。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。


また来週!!



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Writer

田村剛志 田村剛志の記事一覧

10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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