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 田村剛志

【特別対談】繁盛院創りであなたが”まず”やるべきこと

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田村
こんにちは、治療院コンサルタントの田村剛志です。
本日は私の40歳記念で、特別に動画という形でお送りします。

今ちょうどやっているプロジェクト365セミナー(経営塾)に、ゲストとして来てくれたメンバーです。簡単に自己紹介をお願いします。


阪本先生
埼玉で整骨院と自費の整体、エステを経営しております。
株式会社メディカルホスピタリティの阪本守と申します。よろしくお願いします。


平森先生
東京で整骨院とエステサロンを経営している平森勇喜と申します。
よろしくお願いします。


勢力先生
愛知県豊橋市で鍼灸整骨院と整体院をやっている勢力と申します。
よろしくお願いします。


山口先生
埼玉県で整骨院5店舗をやっている、株式会社Limitlessの山口といいます。
よろしくお願いします。


田村
全員、私と5年以上お付き合いがある方々なので、私のノウハウも十分ご理解いただいているメンバーです。

365セミナーという経営塾を9ヶ月やってきましたが、今日は今後の治療院、接骨院が「まずこれをやるべきだ」という結論が出せたらいいかな、と思います。

皆さんにもアドバイスをいただきたいのですが、平森先生は何からやるべきだと思います?


平森先生
いろいろありますからね…。
まず、ほかの治療院と比べて何が違うのか、を見せていく必要があると思います。

それが具体的に何かは様々で、例えば保険の人もいれば実費の人もいるので、いろいろありますね。


田村
そうですね。この365セミナーでも、一番最初にやったのが「コンセプト」というところですね。
僕は、皆さんが迷った時に「コンセプトって何だったっけ?」と聞いていると思います。

山口先生のコンセプトは、今どんな形になっていますか?


山口先生
コンセプトで一番大事にしているのは、人材育成をメインにした会社にしたいと思っています。
患者さんありきというよりは、スタッフがいきいきするために、どういう治療方針、メニューでやっていくのか。

元々、押し出される形で独立することになったので、教育会社ではないですが、これがメインで始まっているので、コンセプトが育成側に寄っています。


田村
このコンセプトがあったからこそ、開業して5年で5店舗展開があるのですね。
求人が強いですものね。


山口先生
おかげさまで、そうですね。
あと離職が無いというのが強みだと思います。


田村
ほとんど5年間ほぼ0だったわけですよね。


山口先生
そうですね。


田村
秘訣はあるのですか?


山口先生
やっぱり、コミュニケーションの量ですよね。
僕はあまり上手なことが言えないので、質を高めるというよりは、数で勝負です。


田村
回数を多くしている?


山口先生
回数はすごく取っているので、好きな方しか取りません。嫌な方はコミュニケーションが取れませんから。

うちのスタッフの誰とご飯を食べても、楽しいと思える子が入って来るのがいいかなと思っています。


田村
昔、アドバイスしたことを思い出しました。
誰を採ったらいいのだろうと相談された時に、「一緒にご飯を食べられる人を採ってください」という話をしましたね。


山口先生
ずっとそれだけをやってきました。


田村
なるほど。これは大きいですね。
勢力先生は、どういうコンセプトでやっていますか?


勢力先生
うちは個々の力を伸ばしつつ、チームとして一丸となってやっていくというのを、経営方針のコンセプトとしています。


田村
ある程度平均化されたものがある中で、個性を伸ばしていくという形ですね。
具体的な話で、どういう個性を伸ばした、というのがありますか?


勢力先生
やっぱり、一人一人得意なこととそうではないことがあるので、うちはどちらかというと長所伸展で、得意なことを伸ばしていく感じでやりました。

今、私は現場を外れていますが、ミーティングレベルで目標設定から現状分析、行動計画まで、全てスタッフだけで組める形になりました。


田村
勢力先生が関与しなくても目標から組めるようになったのですか?


勢力先生
そうですね。


田村
なるほど。担当は決まっていますか?


勢力先生
そうですね。
数字を分析するのが得意な子もいれば、戦略を立てるのが得意な子、スタッフの話を聞いてフィードバックをするのが得意な子がいたりします。

そのあたりは適材適所に人材を当てはめ、それぞれ伸ばしていくような感じです。


田村
やっぱり、好きなことをやらせた方が伸びますか?


勢力先生
そうですね。
苦手を克服というのもある意味大事かもしれないのですが、うちはそこよりも長所伸展の方が伸びたなという感じはしますね。


田村
まだそれほど大規模な店舗展開をしているわけではないからこそ、やれるというところもあるのですね。

これはこれから人を雇っていく人や今雇っている人には良いかもしれないですね。


勢力先生
そうかもしれません。


田村
どうしても日本人的な考え方で金太郎飴にしないといけないようなイメージがあります。

施術はさすがにバラバラにはできないと思うのですが、業務的なところで得意なところを伸ばしてあげる。
それがやりがいになるのかもしれないですね。


勢力先生
そうですね。もっと上の仕事にチャレンジできるという報酬でやりがいを感じてほしいです。


田村
組織に対する自己重要感が増してくるというような感じですね。

阪本先生はどんなコンセプトでやっていますか?


阪本先生
お二人が先におっしゃいましたが、うちもスタッフありきです。
僕ら施術者や受付さんが幸せなことで、患者さんをもてなすということができます。

自分たちが働きやすい職場に対して、何ができるかを僕自身が考えてマニュアルにし、やりやすいように変えています。


田村
マニュアル作りが得意ですごいですよね。


阪本先生
マニュアル作りは、開業の時から作っているので得意かもしれないですね。


田村
マニュアル作りは、わからないものもあると思うのですが、なにより面倒臭いですよね。

そこを乗り越えてマニュアル作りをやるコツって何かありますか?


阪本先生
コツですか?


田村
これを目標やモチベーションにするとこの面倒臭いのを越えられる、というようなコツがあれば、教えてください。


阪本先生
僕自身があまり嫌われたくないので、スタッフが出来なかったことに指摘をする時に、あまり感情を出したくないと思っていました。

マニュアルがあれば、「マニュアル通りできていないから一緒に取り組もうか」という一言で済みます。

ルールが決まってないものに対して言ったとしても、スタッフは聞いてない。
「それは先生の考えでしょう」となると、いくら一生懸命その子のこと思っていても、話が合わなくなってくるんです。

スタッフとの関係を良好にするためにもマニュアルはあった方が良いと思います。


田村
なるほど。


阪本先生
ちょっと言い方が悪いですが、後々楽ができるというか、スタッフに言うのが一言で済むというのは大きいのではないかと思います。


田村
今作るのは面倒臭いけれど、これを乗り越えたところの楽さがあるのですね。


阪本先生
そうですね。「マニュアル通り一緒にやろうね」の一言で終わるので楽ですね。


田村
感情的にならずに済むというところが大きいということですね。


阪本先生
あとは山口先生と同じように、コミュニケーションが大事だと思っています。
ご飯を食べに行くことで、重箱の隅を突くような小姑みたいな感じにならないという良いことがあります。


田村
いちいち指導しなくて良いということですね。
後出しになると感じが悪くなりますよね。


阪本先生
やっぱり、嫌われたくないですからね。


田村
スタッフの行動に、後から注意しなくていいように、先に教えておくためにマニュアルが必要ということですね。
なるほど、いいですね。

平森先生はどんなコンセプトですか?


平森先生
うちはコテコテの治療院の延長の進化型だと思ってもらえれば、いいですね。


田村
ちょっとわかりにくいですね。


平森先生
とにかく治すというところにフィードした治療院です。
それを常にイノベーションしていくという形ですね。

技術開発もそうですが、商品開発とか品質管理というのは徹底しています。

ただ、昔ながらの技術職だけでお弟子さんとの治療の差が出るのは今の時代にそぐわないので、時流の流れに合わせた形にカスタマイズしています。


田村
カスタマイズですか?


平森先生
技術にこだわりを持ちたいということで、多分今の治療家の先生たちが悩んでいることだと思います。
コテコテの治療家の先生は、まだ多いですよね?


田村
多いでしょうね。


平森先生
上手くいっていない、というのがあるのは、ノウハウを知らないことや、使い方や品質管理の仕方がわかっていないことです。

田村さんに出会って、僕は完全保険から完全に実費院に一店舗特化という形でやってきて、様々なノウハウを僕もかいつまみつつ、技術にこだわりを持ってやっていますね。


田村
技術を中心に組織作りをしているということですね。やっぱり、それぞれのカラーがあります。

また今仰っていたように365のセミナーでも、巷の先生方には情報が無いのだなというのをすごく感じます。阪本先生は、福岡会場にも来てくださったのですが、特に福岡は情報が無いことがわかりましたね。


阪本先生
そうですね。熱意はもちろんあるので僕も話しやすかったのですが、やはり、情報が大事だと思いました。


田村
やはりメルマガ、DVDだけでは伝わり切らないようなものがあるのですね。

勢力先生は個人的にコンサルティングを始めていらっしゃいますが、情報が足りていないなとか、知らないだけだなと感じるところはありますか?


勢力先生
そうですね。探せば情報は溢れているとは思うのですが、自分にとって何が必要なのかがわからない。

今はやったらいいことは、たくさんあります。でもその中で、今どれをやるべきかを集中できず、結局、分散してしまう。


田村
選択ができていない、優先順位が決められていない、たしかにそうですね。情報が多すぎて、拾えていない、自己分析ができていないということかもしれません。

少し、まとめてみます。
まず、4人がお話してくださったのが、コンセプトというよりも院としての在り方です。

何を目的にやるのかを、私も相談を受けた時はいつも聞いています。
自分がどうなりたいのかという治療だけの話ではなく、自分の人生をどうしたいのかということを一個決めてもらうんです。

それに対して、今の自分の状態を分析してもらって、優先順位をつけて一個一個行動していく。
これが必要なこと、ということが今回のまとめになります。


田村
これからも皆さんにはこの私のメルマガにゲストとして参加していただきます。

私は、現場に立つことがないので、実際に現場に立っておられる現役の治療家、兼経営者という視点を加えながらお届けしていきます。

次週以降も楽しみにしてください。今日はありがとうございました。


Writer

田村剛志

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10年間、現場で施術に励みながらも院長やマネージャーを経験し、年商4億円のグループ院をつくり上げることに成功する。スタッフ向けの管理指標として分単価、稼働率という概念を生み出し、 これらの概念は現在治療院業界の管理指標の基準となりつつある。 コンサルフィーは月10万円にも関わらず、そのほとんどが5年以上も契約を更新し、 現在では新規でコンサルティングを依頼できないほど人気が集中している。コンサルティングの傍ら直営治療院、訪問マッサージを展開。 開業からわずか半年にもかからず月商は1,200万を越える。

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