クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 斉藤隆太

あなたの裏話が価値を高めるワケ

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こんにちは!
クドケンの斉藤です。


本日は、エピソードが価値を高める
というお話をさせて頂きます。


本日の音声はこちら


「あなたの裏話が価値を高めるワケ」

・通常速度(5分59秒)

・1.5倍速度(3分59秒)

※クリックすると音声が流れます。



先日、ある飲食店コンサルタントの方と
名刺交換する機会がりました。


名刺の裏側をみると、


「昔、飲食店をつぶした経験から
 学んだノウハウを活かしています」



と書かれていました。


インパクトがあったので帰宅してからその方のホームページを見てみると

業績不振からスタッフを
全員解雇した経験、、


家賃が支払えず、
借金をしてヤクザに
追い回された経験、、


ドン底人生からの
大逆転劇、、などなど


ご自身の失敗談や、自分の二の舞いになって欲しくない、
という想いがたくさん書かれてありました。


「きっとこの方なら、誠心誠意、仕事をしてくれるだろうな、、」と


過去のエピソードをみせることで、
より信憑性が高まっていくのを感じました。



今回お伝えしたいことは、


一見隠したくなるようなことでも、
堂々と語ることで価値を高めることも可能


という事です。


治療院ビジネスは実際に治療を受けてみないと結果がわかりません。
そんな私たちの業界では、”人間性を打ち出していく”ことが、

価値を高める唯一の方法となるのです。


ほとんどの患者さんは、先生がどんな努力をして開業したのかを知りません。
治療技術についても、「学校に行って習った」


くらいにしか思われていない可能性もあります。
そこで、あえて裏舞台をエピソードにして語ってしまうことで、


積極的に価値を打ち出してアピールしていくのです。
エピソードの例としては、、





目標なんて持っていなかった高校時代。
学校にも行かずフラフラしていたある日、思いがけないことが起こる。

『バイクで単独事故』命に別状はなかったが足を骨折。
骨折の完治後も、原因不明の足のしびれに悩まされることに…

  ↓

いくつもの病院に通ったがどこの病院にいっても改善されず
辛い毎日を過ごしていたが、
諦めかけていたときにとある整体院に行ってみることに…

  ↓

そこで嘘のように症状が改善!今までの病院の治療とは違い
薬も一切使わず、先生自らの”手を使った治療”により、
長年悩まされていたしびれから開放された

  ↓

自分と同じように、病院に行っても症状が改善しないと
悩んでいる人の助けになりたい…という思いが湧き上がってくる

  ↓

これがきっかけで、治療家を目指し始めて一生懸命勉強をしました。
修行時代は厳しい先生のもと指導を受けてきましたが
一人前になるために必死に頑張ってきました。

今も休みがあれば、セミナーや勉強会に参加し技術を磨いています。

  ↓

私は今もあの頃の想いを忘れず日々現場に立っています。
過去私が経験したように、長年の辛さ、
悩みを改善したときの開放感をあなたにも経験して頂くことが私の使命です。
真の健康に導くお手伝いをさせて頂きます。





こういうエピソードを
ホームページやチラシ、パンフレットなどに書きつづることで、
今までは「単に治療をするところ」だったのが、


「患者さんを真の健康に導くために、
絶え間ない努力をしている治療院」



というふうに、グレードアップするのです。

もちろん、今までも一生懸命に患者さんをサポートしていたわけですが
それを表に出すことで、はじめて理解してもらえることも多いのです。


物語調やエピソードにすると、患者さんの反応や印象がガラッと変わります。
人は人情モノが大好きです。


テレビでも、汗と涙を描いた
感動のノンフィクションドラマには引き込まれますよね。


先生もエピソードを使って、患者さんへアプローチしてみましょう。


コンセプトや思いを、体験や身近な出来事をベースに
物語を通して伝えると、


より効果的に相手の心に響かせやすくなります。
人がどれだけ苦労したか、とか、


それが出来るまでにどんな血と汗と涙が
刻まれているのかなど、


そういった心意気に対して患者さんは感動を覚え、
それが先生自身の価値を高めることになるのです。


ぜひ、治療院を始めたきっかけや、患者さんにはこんな風に
幸せになってもらいたいという熱い想いを書いてみてください。


技術を磨くことも大切ですが、
自分そのものを患者さんに伝えることも大切ですよ。



本日の格言

150902_saito_kakugen

Writer

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