クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 新規集客・WEB集客

 工藤謙治

新規集客を4倍楽にする方法

4632 Views

こんにちは、
クドケンの工藤です。


今日は立地戦略と立地以外の
集客戦略を改めて復習します。



まだ治療院経営が
軌道に乗っていない先生は、
やはり新規の数が気になります。


『もう開業してしまっているから
 今更立地なんて関係ないや!』


と思っている先生こそ
お読みいただきたい内容です。


長期的に安定した
新規集客ができるよう
見直したい先生には
お役に立てる内容だと思います。

■立地を見直すエピソード


「立地が重要だ!」

と、ほとんどの先生が一度は感じたはずです。


特に開業の段階ではよい立地物件を
探したんじゃないかと思います。


でも、一旦開業して時間が経つと
いまの立地が当たり前になり
立地の優位性を見直す機会がありません。


3月より、クドケン直営整骨院が
埼玉の小中規模駅の駅の真ん前に
オープンいたしました。


そこで感じたのは、治療院と言えども
やはり立地が非常に大切なんだな

改めて思ったこと、


そして、


昨年末に起業家の集まる飲み会に
たまったま参加したときに、
隣りに座った人が激安マッサージの
フランチャイズをやっていた人で、

その人が立地だけで儲かると
力説していたのを思い出した
のです。

■ノウハウもないほぐし整体オーナー


それはある丸呑み会でのこと、
知り合いの保険屋さんが開いてくれた
合コン的な会でした。


若い経営者たちと、若い女子を集めて
飲み会のような会場です。


僕は会話ベタなので結局女性と会話せず
近くに座っていた男性と会話することに、、


話を聞くと、マッサージとつけると
法律に触れるので『ほぐし』という名称で
激安マッサージを東京の池袋で
経営しているというオーナーでした。



東京や人口が多い都市で
今急速に増えている激安マッサージです。


○○ほぐし 60分 2980円!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんな看板で人通りが多い立地に
目立つ看板を出していることが多いです。


そのオーナーさんは、
整体師やマッサージ師でもなく
治療院やリラクゼーション経験は一度もない方で、

資産投資に成功し余剰資金で良さげな
ビジネスに投資しているそうです。


当然、マッサージ店の経営は素人。
店長経験のある人を雇用して
利益を上げているそうです。


僕も治療院を経営していたので
いろいろ興味を持って聴いていくと
マッサージの技術はほどほど、
大事なのは立地だと言い切りました。



フランチャイズなのか
立ち上げは手伝ってもらったらしく
今もほぼ任せきり。


施術者は成果報酬が基本で
常時3~6人ほど入っていて
利益は少ないときで80万円、
多いときは150万円儲かるそうです。


『ああいう店舗ビジネスは
 やはり立地です。
 
 僕はマッサージは素人だけど
 立地が良くて収支が出てるので
 始めてみました。

 前に出資した整体院は
 立地が悪くて失敗した。』



と話しておりました。


数年前に出資して開業した
整体院は新規が集まらずに
1年くらいで潰れてしまったそうです。


立地が悪いのでホームページ、
ホットペッパーやチラシなど
いろいろやってもらったけど
採算が合わなかったそうです。


しかし今の店舗は
以前の出資整体院に比べて
4倍以上の新規が立地だけで
自動的に集まるので困らないそうです。



結局、池袋駅近くの人がたくさん歩く
よい立地が見つかったので
うまく経営できているとのこと。


立地が重要、立地が重要と
ほろ酔いの激安マッサージオーナーは
力説しておりました。

■治療院も立地なのか?


『コンビニじゃないんだから
 治療家は技術が良ければ患者は来る』

と思ってるならばもう時代遅れです。


確かに立地がイマイチでも
その土地で開業し歴史とともに
固定の患者さんが蓄積していたり、


超超ゴットハンドやカリスマ先生は
クチコミや手技力で乗り切れてしまいます。


しかし、全てとは言いませんが
開業から軌道に乗るまでの
新規集客における影響は立地が大きいです。



ただ、個人で小さく開業する際や
雇われから独立する際は、
よい物件を見つける時間もノウハウも
お金も無いことが多いので、

ほとんどの小規模治療院は
経営上有利な立地は獲得していません。


だから、立地の良いところで
やったことがない先生が圧倒的に多い。


それもあって立地の重要性が
いまいちピンと来ないのです。



僕も直営整骨院を埼玉の中規模駅に
オープンして改めて感じたのが立地の重要性です。


駅のホームから見える距離で
視認性も高いです。


新規集客力が他の直営院に比べ、
圧倒的に高い印象です。


今月が開業初月なので
月末締めて数字が出たら
実際の数字をお伝えしますね。


治療院の安定までのスピードは
立地がよいほど早いと断言できます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■立地が良いと、なにが良いの?


立地が良いとは…、


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・視認性が高い
ーーーーーーーーーーーーーーーー

多くの通行人や
地域の方の視界に入り、
認知してもらえるということ。

存在、名前を理解してもらいやすい


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・利便性が高い
ーーーーーーーーーーーーーーーー

通いやすいということです。
新規でも既存でも通いやすいのです。

だから必然的に新規もリピートも
圧倒的に増えていきやすいのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・WEB、他の広告媒体と相乗効果
ーーーーーーーーーーーーーーーー

立地が良いと他の媒体の集客力も
当然上がっていきます。


ーーーーー


などなど、大きく
これら3つのメリットが
あるといえます。

■良い立地に出せない理由


では、このようなメリットが
あるのに、なぜ多くの治療院が
良い立地に出せていないのでしょうか?


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・時間がない
ーーーーーーーーーーーーーーーー

開業当時は往々にして
十分に物件を発掘する時間、
良い立地が空くまで待てません。

そのとき出ている物件を
選んでしまいます。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・お金がない
ーーーーーーーーーーーーーーーー

開業当時はやはりお金に
余裕がありません。

内装や初期投資は抑えられますが
保証金や手数料などに苦戦します。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・信用もない
ーーーーーーーーーーーーーーーー

賃貸物件を保有するオーナーも
実績がない人に貸してくれません。

開業経験もなく
これからやってみる治療家には
信用がなく借りれません。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・選定・交渉ノウハウもない
ーーーーーーーーーーーーーーーー

物件交渉や安くて治療院に適する
物件を探すノウハウがありません。

治療院を繁盛させるノウハウは
出回っていますが
物件精査、交渉を治療院向けに
解説しているものは少ないのです。

それだけ難しいという証明でもあります。

■今ならできるかも


上記理由で開業当時は難しいのが
やはり現実です。


でも、治療院経営がある程度
軌道に乗り、何度か決算を行い、
事業として回っている状態なら別です。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・資金調達
ーーーーーーーーーーーーーーーー

銀行・国民金融公庫も
今の治療院の決算書と
収支計画を持っていくことで
交渉することができます。

信用も貯金も開業当時よりは
ずっと蓄積していますね。

その地域の『市』『区』独自の
企業融資支援制度も最近は充実しています。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・待つ時間
ーーーーーーーーーーーーーーーー

良い物件が出たら
交渉すればいいのです。

昼休み、院への通勤、退勤時に
自分の地域の良い物件を
自分の足で気長に探せばよいのです。


とある整骨院グループでは
代表が自ら狙っている駅の周囲を
歩いて空き物件を探しては
直接交渉しているそうです。

不動産屋や仲介サイトに乗る前の
物件を足で探しているのです。


ーーーーーーーーーーーーーーーー
・ノウハウも探せる
ーーーーーーーーーーーーーーーー

物件探しが重要であり
経営安定のカギとより強く意識すると
ちゃんと勉強する気になります。

数は少ないですが、
物件を探すノウハウや交渉も学べます。

実際に自分がやってみることもあり
実力がメキメキ上がります。

■開業3年目以降の先生は移転もあり


開業して3年も経つと多少経営も安定し、
万全ではないですが余力が出てきます。


そこでより安定するための手段として
自分の地域でより良い物件に移転すること。



移転しても近くである、もしくは
今の患者さんにとって利便性が
上がる物件であればOKです。


移転を機に増床やスタッフ雇用・増員も
視野に入ってくるかもしれません。


信頼できるスタッフ先生がいれば
分院展開でもよいでしょう。


どちらにせよ。
良い立地物件への移転は
戦略上とても有利であります。



移転すると諸経費がかさみますが、
借り入れで凌ぐことができればあとは楽です。


開業当初と違い、経営ノウハウも
既存の患者さんもいます。


開業当時よりもずっとずっと楽に
経営を続けることができます。


僕の知っている先生でも
移転をきっかけに売上が
上がって患者数も増えたと
報告してくれる先生もいます。



クドケン直営院が
その証明になるかと思いますので
こちらの情報も引き続き
提供してまいります。


クドケン直営院も移転、増床、
より良い立地への出院を考え
物件探しと求人に注力しております。


採用と物件これが今の課題です。


ひとり先生でも同じです。


意外と選択肢にない移転が
長期的な視点で見ると
とてもよい経営戦略だったりします。



本日は立地・物件の価値を
改めて見直していただきたく
このような内容にしました。


是非、ご自身の地域での優良物件を
ご自身の足で探してみてください。


本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。



追伸


物件選びのノウハウは
まだまだ業界では希少です。


しかし今、僕も信頼を置く
治療院コンサルタントの田村剛志先生が、

物件選びも含めた
ご自身の開業・移転ノウハウの
全てを公開してくれています。


しかも、ノウハウだけでなく、
田村先生に立地や物件の相談を
直接できてしまうという
前代未聞の企画です。


ノウハウの勉強も大切ですが、
そこが良い物件かどうか
本当の意味で見極めるには、
やはり経験値がモノを言います。


そのため実は、クドケンの
新規整骨院のオープンにも
田村先生にはエリアや
物件選びの段階から入っていただき、

100院以上の開業経験から
アドバイスをもらっていました。


結果として、
新規集客力が他の直営院に比べ、
圧倒的に高い印象です。


ただ、この企画も
残り3日の公開となりますので、
開業・移転を考える先生は
ぜひ検討してみてください。

 ↓↓↓
>期間限定企画の詳細はコチラをクリック

※3月15日(木)までの限定公開
 
 
 
 
 

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

©2024 治療院経営に役立つ無料webマガジン「クドケンブログ」