クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 工藤謙治

リピートUP!この3つの”基本”できてますか?

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こんにちは、工藤です。

本日はリピート率を上げるための

基本中の基本。

リピート率が上がらない治療院が

やってしまいがちなポイントです。

リピート率とは

二回目の来院率を指しますが、

目的は二回目だけを来てもらう

事ではないはずです。

来院時の初期症状が

完治するまでの期間を

きちんと通ってもらい、

信頼関係を築いて、

メンテナンスの際や

また再発してしまった時に

自分の院に来てもらうことが

すべての治療院の目的なのです。

だから、二回目のリピートを

”通過点としての二回目”に

することがとても重要です。

大事なのでもう一度。

通過点としての二回目の

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

リピートを確実に来院させる事

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

では、説明映像はこちらです。

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「リピートUPに必要な3つの基本」

【動画】でご覧になる方はこちらからどうぞ

 ↓↓↓

http://kudoken-file.com/mp4_movie/3repeat/

【音声】でお聞きになる方はこちらかどうぞ

 ↓↓↓

(通常)7分44秒

(1.5倍速)5分9秒

※クリックすると音声が流れます。

===================================

では、通過点として二回目の

リピートをさせる方法について

お伝えします。

リピートと一言で言っても

院によって値段も違えば

施術法も先生の考えも違います。

保険診療や激安価格の

施術院ではリピートは簡単で

逆に値段が高くなればなるほど

リピートは難しくなります。

価格が上がればそれだけ

患者さんの見る目が

厳しくなっていくからですね。

また、慰安系と治療系でも

違ってきますし、

患者さんの層でも違います。

大事なことは基本を守りつつ

自分の治療院に合ったリピート法を

確立していくことです。

■では基本とはなにか、、、

本日は治療系の先生に対しての

リピート法ですが、

慰安の要素を含む先生も

応用も可能です。

クイックマッサージなど

慰安の要素が多少ある施術でも

十分使える考え方です。

すでに完璧にできている先生も

いらっしゃると思いますが

復習の意味で再確認して下さい。

基本1

僕がUSPの再説明と

呼んでいるパートです。

ほとんどの治療院さんでは

集客の段階では自分の良さや

他院との違いを一生懸命説明します。

でも、初診で来院された患者さんには

もう説明しません。

ホームページやチラシや

各集客媒体に書いてあるから

伝わっているはずだと

思い込んでいるので説明が甘い。

初診で来院された患者さんは

先生が思っているほど

自分の治療院の良さや他院との

違いを理解しておりません。

なので、初回来院された患者さんに

きちんと他院との違いや、

施術方法の独自性や効果を

説明する必要があります。

初診で来た患者さんは

魅力を感じて来院するわけですが、

経験値が少ないため

業界の基準や他の院の状況を

ほぼ知りません。

なので、ほかの治療院ではなく

自分のこの治療院のメリットや

違いをきちんと対面で説明します。

そうすることで、他院への浮気や

離脱が起こりづらくなってきます。

USPの説明は集客だけじゃなく

初診の患者さんに再説明する

これ基本です。

基本2

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一回ではよくならないことを

まず論理的に理解してもらうこと

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治療院を転々とされている

患者さん以外は極力一回で

治してほしいと思っています。

そりゃ誰でも時間もお金も

節約したいですから一回で

良くしてもらいたいのは当然です。

そこでまず『理論的に』

一回ではよくならないことを

説明する必要があります。

ここを結構怠っていると

治療計画を立てたり

次回来院を進めても

ドタキャンされたり、考えます!

という言葉と共に二度と来ません。

説明の仕方は療法によります。

・全身歪みにアプローチする手技

・筋肉疲労にアプローチする手技

・経絡にアプローチする手技

・背骨や頸椎にアプローチする手技

いろいろな施術法がありますが

どんな手技でも一回きりで

完全によくなることはないと思います。

当日で痛みが取れてしまうことも

もちろんあると思いますが、

根本部分までよくなるまで

時間がかかるかと思います。

大体の慢性的な症状の場合は

3回~6回程度の治療計画を

提案する先生も多いのです。

大事なことは患者さんが

納得する理由があるかどうかです。

問診、体の触診や鑑別を

しっかり行ったうえで、

自分の症状の原因を理解、

体感していただいた上での話ですが

例えば、、こんな説明↓

===================

加齢と長年積み重なった疲労で

全身にゆがみが出ているので

本日施術すると正常な状態に

戻りますがクセのようなものなので

すぐ戻っていきます。

今度は施術を繰り返し受けることで

よい正常なクセを付けていくので

体が良い状態を思い出すまで

当院では5回の施術を集中して

受けることお勧めしております。

===================

ビジュアル的にわかりやすく

イラストや写真やiPadなどを

使って説明する先生も

いらっしゃいますね。

もちろん初回で極力

痛みや苦痛を取り除けるように

最善を尽くしますが、

体の構造上

複数回かかる場合が多いことを

納得してもらうのです。

納得ですよ。

自分の施術理論に基づいた

納得のいく説明です。

そうすると、複数回来ないと

やはりよくならないんだと

理解してくれるので

治療計画や次回来院を

受け入れてもらいやすくなります。

患者さんの常識を

医療人として書き換える。

これも基本です。

基本3

次回以降の施術の予告説明です。

治療計画を伝えるわけですが、

===============

本日やる施術はこういう目的であり

次回来院の際はこういう目的であり、

3回目はこういう目的です。

もちろん、人によって個人差があり

早く良くなるケースもありますが、

状況を見ながらその都度最善の

提案はさせていただきます。

また、再発しないような

体作りの提案もさせていただきますね。

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とメンテナンスの重要性も

説明しておくと良いです。

大事なことは初回に説明すること。

初回は痛みや苦痛を抱えて来院します。

だから、この痛みを再発させたくない

というモチベーションが高いので

理解してくれやすいのです。

これが二回目、三回目と

よくなってきてからだと

自分の判断で来なくなったり

話を聞かなくなったりしますね。

治りかけにメンテナンスなどを

お話ししてもなかなか伝わらないです。

だから初診が一番大事。

治療計画通り来るか来ないか、

メンテナンス患者さんになるか、

は初診の時にほぼ決まります。

未来の治療内容を説明し、

2回目3回目の治療の必要性も

しっかりと初回で伝えるのです。

初回でしっかり体の理論や

症状発生の原因、治療計画が

納得できていれば大丈夫です。

「もしきちんと治す意思があるなら

 回数券のほうがお得なので

 帰りがけに次回予約と一緒に

 申し込んでください。」

と言えばOKです。

回数券やプリペイトカードを

初診から使えるようにしておけば

かなりの割合で購入してくれます。

未来の施術を予告して

価値を感じてもらうこと。

これも基本です。

どうでしたか?

3つの基本ですが、

どこかに抜けはありませんか?

治療方針や施術時間、療法は

違っても応用は必ずできます。

是非、見直してみてくださいね。

基本と応用

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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