“損切り”を徹底する治療院経営


こんにちは、
クドケンの工藤です。


今日は”損切り”のお話です。


損切りってなに?投資…?


治療院経営と損切りって
イメージが湧かないですね。


でもこの損切りという概念を
考えて行動することで
時間を効率的に使えるようになり、
売上が激増します。


治療院にかぎらず
経営がうまくいかない経営者は
ゴマンといます。


特に日本人は損切りできずに
過去の流れに
固執してしまいがちです。


損切りはロスカットともいい
機会損失を防ぐ方法です。


経営における損切りは
2つの視点で行います。


=========
■1,時間
■2,お金
=========


この2つです。


・時間に対して
 機会損失が生まれるもの

・お金に対して
 機会損失が生まれるもの

を早め早めに
損切りしていきます。


損切りとは、
未来思考で先読みしたとき
損失・不利益が小さいうちに
諦める、やめる、捨てることです。


その瞬間には
少なからず損失はありますが
損切りは文字通り

『今は損して先に得を取れ』

ということです。


では、
治療院の損切りポイントを
いくつかの事例を交えて解説します。


損切りは小さく損をするので
その小さな損失を恐れて
なかなか踏み出せないものです。


とある整体院が
売上を伸ばしたいと
相談してくれました。


話を聞くと
よくある1分100円の単価で
人通りもあるので
稼働率が高いことが分かりました。


考えた結果、
売上を伸ばす方法は1つです。


稼働率はもう上げられないので
値上げするしかありません。


値上げを提案すると、
損切りできない思考パターンに
陥りがちです。


『値上げなんてしたら
 いままでの患者さんが
 来なくなってしまう』


と主張します。


僕は

「そうですよ、一定数は
 必ず離れていきますよ」

「15%~30%の値上げならば
 2割位はいなくなりますね」

といいます。


『では値上げやめます。。』

(↑これでは損切りできていません↑)


損切りの概念をもう一度確認!


何かを変えたら何かが変わる。


何かを手にしたら
何かを手放さなければなりません。


値上げするメリットは
稼働率は高すぎるのに
利益が残らない状態を解消すること。
つまり、利益を増やすのが目的です。


当然、既存の患者さんで
損切りしなければなりません。


値段を上げたら来なくなる
患者さんはもともと
離れていく可能性が高い層です。


ファン化率、満足度が
低かったから
値上げをきっかけに離脱します。


注目すべきは
残った優良患者層です。


高くなっても通いたい人は
ファン化率、満足度が高いそうです。


長期的に通院する可能性が高く
院経営にとっては貴重です。


値上げ幅にもよりますが、
値上げした分売上も上がるので

結果稼働率が適正化され、
施術者の負担も減り、
予約も取りやすく、
一人一人丁寧に施術できます。


『今は損して先に得を取れ』


短期的にはファン化率の
低かった患者さんを
失って損します。


でも先を見ると利益が増え
施術環境にも余裕ができ、

新しい価格に納得した
患者さんにより集中できるようになる。


これが『損切り』です。


手技を変えたり、追加しても
損切りポイントは発生します。


治療家さんはとても熱心に
新しい手技を学ぶ先生も多いですね。


新しい手技を高いお金を出して
せっかく習得しても、

昔から使っていた手技を捨てられず
中途半端にミックスしたり、
結局、導入しなかったりします。


新しい手技、テクニック…


特に時短につながるような手技は
損切りポイントが多いのですが、

昔からこの手技を
使ってきたという愛着や
患者さんからの感想が怖くて
なかなか本格的に導入しません。


よい手技は本当に時短になったり
値段を上げられたりするメリットも
大きいのですが損切りできません。


『今は損して先に得を取れ』


短期的には、

・自分が昔頑張って
 体得した手技を手放す

・昔の手技に価値を
 感じてくれていた人も
 一定数いることによる批評の変化

を損します。


でも未来を見ると
施術効果の著しい向上や
時短、値上げ、施術者の体力の温存など
様々な得があります。


手技に関しての損切りも
とても大事なポイントです。


もう一つ事例です。


『学ぶ時間』に対しての損切りです。


意外かもしれませんが、
学びの時間は実は
機会損失を生みやすいのです。


先生は本を買ったら
最後まで読みますか?


普通は読みますよね。


1000円以上を支払って
本を買っているので
読まないことはお金が
もったいないわけです。


でも、僕は本はほとんど
全部読み切ることはありません。


Amazonなどでタイトルや
書評をみたり、本屋で書籍を
購入しても内容は半分も読みません。


僕は『上澄み勉強法』と呼んでいますが
本の一番のエッセンスだけを
頂戴して後の部分は損切りして
ページすらめくりません。


前書きを読んで、後ろ書きを読んで
目次を読んで得たい情報を決めます。


そしてその学びたい情報
(いま知りたい情報)の部分だけを
読みすすめます。


他の部分は読みません。


本の情報の一番いい部分、
まさに情報の価値の上澄みだけを
いただき次の本にいきます。


また、タイトルや書評に惹かれて
購入しても、少し読んで
今は必要ない、つまらないと
判断したらそこで本を捨てます。


取っておいてもスペースも
意識も無駄なので捨てます。


もしまた必要になったら
またお金を出して買えばいいのです。


こういった学び方をすると
たくさんの本を吸収してしまうので
本に対してお金がかかります。


また、本を捨てることにも
心理的な抵抗がありますよね。


でも、価値の上澄みだけを
徹底的にいただくことで
時間の機会損失を防いでいます。


『今は損して先に得を取れ』


短期的には本を買うお金を
損しているように見えます。


でも先の未来には
捨てた本から得た上澄み情報で
より多くのお金を稼げたり、
成長したりできます。


つまり、
薄い情報の損切りです。


濃い上澄みだけを学ぶことで
時間を節約し、目標結果までを
短縮することができます。


これは本だけではありません。


学び全般に関して
“時間に対する損切り”
という概念を導入し、
上澄みだけを集中して学ぶ。


そして時間を節約し、
上澄みを結果に変えていくこと


これが最高のスピード勉強法です。


最も効果の高いことに
短期的な損失を織り込んで
集中し結果を追求する。


値段ではなく時間とお金の
投資費用対効果で考えるのです。


日本人はどうしても物を大切に、
お金を大切に、過去を大切にという
思想が強くなっています。


しかし、経営には効率性が
必ず求められます。


今一度、先生の治療院経営に
損切りポイント、損切りタイミングが
ないか考えてみてください。


損切りには勇気が必要です。


勇気を持って決断し
前に前にグイグイと成長してください。


決断とは「決めて断つ」と書きます。


何かを手に入れたければ
何かを断つ必要があります。


是非、経営の損切りという
概念を大切にしてみてください。


スピード、効率性が
格段にアップするのが
実感できると思います。

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執筆者一覧

工藤謙治

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