クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 工藤謙治

保存版:治療家専門<超>ブランディング術

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こんにちは、


日本の治療院業界において
インターネット上で日本一の
影響力を持つ工藤謙治です。


ネット上の影響力は業界に対して
間違いなく日本一です。


=↑これがブランディングです↑=


いきなりタイトルの
実演から入りましたが
ブランディングとはこういうこと。


治療家が自分の個人名、
自分の治療院をブランティングすれば


===============
■メリット1:単価アップ

施術単価を上げても
患者さんが自然と集まる

ーーーーーーーーーーーーーー
■メリット2:集客アップ

ブランディングによって
比較されることがなくなり
広告費をかけずとも集客できる

ーーーーーーーーーーーーーー
■メリット3:かかりつけ化(リピート)

そのブランドはその治療院オンリー。
他の治療院に
浮気されることはなくなります。

==============


ということで
治療家がブランディングを
意識して治療院経営をすることは
大きなメリットになります。


今日は、治療家・治療院の
ブランディングについて
解説していきます。


なお今日のメルマガは先日買った

『1分間ブランディング』

という書籍を治療家さんが
ブランディングするならば、
という視点で僕がまとめます。



まず、ブランディングとは、
一言で言うならば


「○○といえば△△」


という良いイメージ、よい連想を
持ってもらえることです。


例えば、


『エルメス』 といえば、、、
⇒鮮やかな色、革、高い、希少

などなどブランド化されています。



『フェラーリ』 といえば、、、
⇒スポーツカー、早い、高い、赤い

などとブランド化されています。



『スターバックス』 といえば、、、
⇒サードプレイス、濃いコーヒー、
 落ち着いた雰囲気、よい接客、
 ラテ、フラペチーノがある場所

などとすぐに連想、イメージされます。



では『先生の治療院』 といえば、、


既存患者さんや新規の方は
どんなイメージ、連想をするでしょうか



先生の治療院を一言で言うならば、、、
⇒『??????』


という状態では
ブランド化はできていません。


ただ、安心してください。


ブランドは自然に
できるものではなく
意図的に作るものです。


先生の治療院も先生個人も
狙って自分のブランドを作り、
ブランディングのメリットを
しっかり享受していきましょう。


話に戻ります。
ブランドとはよいイメージを
持ってもらうことです。


つまり、

『そのように度々伝える』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
必要があるわけです。


狙ったブランドの
イメージを持ってもらえるように
繰り返し伝えるのです。


最近テレビですごく人気な
タレントの武井壮さんという方は

『百獣の王』『スポーツ万能』

というブランディングです。


武井さん個人、事務所(?)も
そのようなメッセージで
テレビを通じて繰り返し
ブランディングを行っています。


タンクトップ…
同じような服装…
身体能力を活かす番組出演…


武井壮さんは『百獣の王』という
オンリーワンポジションを
ブランディングしています。


ではでは、治療家はどうやるのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


それには、


『ナンバーワン戦略』

『オンリーワン戦略』


という2つの方法があります。


『ナンバーワン戦略』は強力で、
何かしらの良いアピールポイントで
1位とアピールすることです。


・メディア実績ナンバーワン!

・顧客の声が地域ナンバーワン!

・クチコミサイトナンバーワン!

・芸能人の来院数ナンバーワン!

・述べ患者数ナンバーワン!

・ベット数ナンバーワン!

・駅からのアクセス・立地ナンバーワン!


強力なので、できるなら
ナンバーワン戦略を目指したいですが
他の治療院ともぶつかる分野で
1位を目指すのは大変です。


手間も時間もかかります。


そこで考えるのが
『オンリーワン戦略』です。


解散したSMAPも大ヒットした曲で
ナンバーワンよりオンリーワンと
歌っていましたね。


オンリーワンブランドを目指すために
重要なのはポジショニングです。


ポジショニングとは、
患者さんの中で
どう思ってもらうのか?


どのジャンルで
オンリーワンになりたいのか?


ということになります。


地域の患者さんから見て
他の治療院がまだブランディングしてない
オンリーワンのポジションを探します。


ポジショニングとは1番を目指す

のではなく

1番になれるところを作ること。



例えば、、、


『○○地域エキテンクチコミ1位の治療院』

↑これは強力なブランディグです。


でも、頑張ってここに挑んで
1位になろうとするよりは

別の1番になれるところを探して
そのポジションに移動しましょう。


エキテン1位は
時間も労力もかかるうえに、

その仕組みから複数人で運営し、
患者数を抱える院のほうが有利です。


では具体的な
オンリーワン戦略を考えましょう。


ライバルが真似出来ない
独自のポジション。


キーワードは…

~~~~~~~~~~~~~

1,細分化

2,個人経歴

3,キャラクター、パーソナリティ

~~~~~~~~~~~~~

だと思います。



=========
■1,細分化
=========


細分化はナンバーワンを
細かくして考えます。


事例1:
患者数ナンバーワンという
ブランディングを細分化します。


・女性来院数地域ナンバーワン

・60才以上のシニア層がナンバーワン

・小学生の来院率ナンバーワン

・30代力仕事の男性来院ナンバーワン


==上記は『人』で細分化


・肩こり患者さんナンバーワン

・腰痛患者さんナンバーワン

・頭痛ナンバーワン

・ヘルニア患者さんナンバーワン

・35才以上の不妊女性ナンバーワン

・不妊に悩む夫側男性ナンバーワン


==上記は『症状』で細分化


事例2:
エキテンナンバーワンという
ナンバーワンブランディングには
エキテンの細分化をします。


・地域を絞る (より狭い範囲)

・業種を更に絞る
 (整体、鍼灸、整骨院など)

・エキテンの女性の声ナンバーワン


エキテンを捨てて
他のクチコミサイトで
ナンバーワンとも言えます。


ナンバーワンと直接競合することなく
クチコミサイトでオンリーワンを
目指せるところまで細分化します。



==========
■2,個人経歴
==========


個人経歴については
個人の経歴、経験、資格を
アピールしてオンリーワンを
作っていきます。


『資格ミックス』で言うならば


・理学療法士+柔整福祉

・アスレティックトレーナー+鍼灸

・柔整+按摩+鍼灸+エステ


など国家資格、民間資格ともに
資格がたくさんあれば有利です。


組み合わせて
オンリーワンを目指します。


『経歴』も使えます。


・整形外科で○年努めた
 病院上がりの整形外科の視点を
 併せ持つ治療家

・海外で外国人1万人を施術して
 日本に帰国した治療家

・世界のVIPに飛行機で呼ばれる治療家

・あの有名な○○さんの専属治療家

・カラダの何処かに障害を持つ治療家
 (だからこそ患者さんに役立てる)

・不動産業で経済的自由を経て
 治療家を選んだ男

・健康書籍を毎年○冊
 執筆依頼される治療家

・○○病院と提携し、
 医者を施術する治療家

・元プロ野球選手の治療家

・元〇〇省に務める国家一種が
 キャリアを捨てて選んだ治療家


などなど、自分の過去、経歴、
経験を活かしたポジションをつくります。



==================
■3,キャラクター、パーソナリティ
==================


これは簡単です。


過去のキャリアも絡んできますが


・ムキムキの筋トレ大好き
 日本一のボディビル治療家

・超イケメン・美女だけ治療院

・スタッフが女性だけの治療院

・オネエ系治療院

・マラソンに参加し続ける
 日本一マラソンを愛する治療家

・キックボクシング現役王者の治療家
 (サンドバックが治療院にあるとか)

・リーゼント治療家
 (矢沢永吉の超コアファンとか)

・ベジタリアン治療家

・やたら元気でポジティブな治療家


などなど、自分の個性が
ブランドとしてオリジナルの
ポジショニングになります。


ナンバーワンとオンリーワン戦略、
なんとなくイメージできたでしょうか。


大事なことは
これを明確にして
打ち出すということ。


隠していたり、
知っている人だけ知れば良い
ということではブランドはできません。


何度も何度も繰り返し
ブランディングを意識して
新規・既存に対してアピールすること。


それが定着すると

「○○治療院と言えば△△だよね」
「□□先生といえば△△だよね」

の△△が決まり、
それがブランドになります。


繰り返し、ブランドを意識して
自分から発信することでブランドが
徐々に築かれていきます。


冒頭でもお伝えしましたが
ブランディングのメリットは
様々あります。


===============
■メリット1:単価アップ

施術単価を上げても
患者さんが自然と集まる

ーーーーーーーーーーーーーーー
■メリット2:集客アップ

ブランディングによって
比較されることがなくなり
広告費をかけずとも集客できる

ーーーーーーーーーーーーーーー
■メリット3:かかりつけ化(リピート)

そのブランドはその治療院オンリー。
他の治療院に
浮気されることはなくなります。

===============


是非、今一度自分自信の
ブランディング・ポジショングを
見直してみてください。

Writer

工藤謙治 工藤謙治の記事一覧

治療院業界にマーケティングを持ち込んだ第一人者。全国47都道府県に顧客を持ち、これまで1060院以上の治療院の売上アップに貢献してきた株式会社クドケンの代表取締役社長を務める。また自社グループでも整体院、美容整体、鍼灸院を複数舗展開し、毎年2~3店舗をスピート開業。常に自らの経営ノウハウ、集客ノウハウを現場で検証し、正しく再現性の高い情報を業界に伝えることを信条とする。理論、ノウハウだけのコンサルタントとは一線を画し、現場・実学でその実力を証明しつづける治療院インターネット業界で最も影響力のある人物といえる。

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