クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 マインド・効率化

 古山正太

詐欺?にあいました

4329 Views

こんにちは。

クドケン取締役の古山です。


唐突ですが、今後、
100歳まで生きる時代が
来ると言われています。


むしろ、もう来ているとも言われています。


残念ながら、トラブルに一度も合わずに
一生を終えられる人のほうが、
確率的に少ないのではないかと思います。


と、申しますのも先日
妻が詐欺?にあいました。


そこで、もしも、先生が詐欺被害
(又は金銭トラブルなど)に
あった時にどうすればよいのか?


逆に、言われのない誹謗中傷や
名誉棄損、風評被害など・・・


ネットの口コミが新規集客に
影響するこのご時世。


不利な状況に陥った際は
どう対処すれば良いのか?

(私は弁護士ではないので
 明確にアドバイスはできませんが…)


今回、私なりに学んだ
教訓をお伝えさせていただきます。

「備えあれば憂いなし」

「転ばぬ先の杖」

ということで、
治療院経営の参考までに
ご覧いただければ幸いです。



———————————



事の起こりはこんな感じでした。


「女性を対象にしたイベントを行う為、
 そこのイベントに参加(協賛)しないか?」

「イベントのパンフレットなどに
 広告を掲載することが出来る」


この話を信じた妻はメディア関係を
名乗る男に協賛金を支払った。


しかし、イベントは開催されなかった。


にも関わらず、男は料金の返金に応じない。


相談をしに事務所までおもむいたが
インターホン越しに門前払い。


弁護士を通じてのやり取りでは
いろいろ言い訳を付けて、逃げ続ける。


最終的には、
この男の会社のスタッフから
FAXでこんな感じの内容が。


「◎◎◎が会社の金を持って失踪しました。」


・・・

というわけで、残念ながら、
もう完全に信用できないため
銀行口座を差し押さえましたが・・・


お金は口座から
バッチリ引き出されており、
協賛金、数十万円を
取り戻すことはできませんでした。


ここからの選択肢は大きく2つ。

1:追及を止める

2:追及を続ける

当然どちらにも、
メリットデメリットがあります。


追及を止めることで、追及に掛かる費用や
時間を無駄にすることはなくなります。


追及を続けることで、追及に掛かる費用や
時間は掛かりますが、回収できる可能性があります。


もちろん、費用と時間を掛けたあげく、
回収できない可能性は高いです。


ですが、残念ながら、
当事者である男が詐欺師なのであれば…


被害の拡大を防ぐことが
できるかもしれません。


私は、ノータイムで
2番「追及を続ける」を選択しました。

なぜなら、私の好きな漫画は
『鬼平犯科帳』や『藤枝梅安』など
悪を裁く漫画です。


逃げ得は許せませんし、
もしかすると、
話せば分かり合えるかもしれません。

というわけで行動を続けた結果、
協賛金を取り戻すことができました。

どうやって協賛金を取り戻すことに
成功したのでしょうか?


重要なのはここからです。


私が実践したことは以下になります。


前提として、追及する際は、
弁護士さんに良い意味で
頼り切らないことが大切です。

その上で…


1:『相手がやられて困ることは何なのか?』
を徹底的に考えます。

出た答えは、同業者や見込み客に
悪評が広まることだと思いました。

そこで、同業者や見込み客に
『この会社のこの人をご存じですか?』

というメッセージや電話をしたことです。

※弁護士さんに聴いたところ、
 あくまでも、事実しか伝えないのなら、
 名誉棄損にはならないそうです。

また、口座差押えに際し、
裁判で勝訴していました。


さらに、イベントの主催者にも
ツテを辿って連絡を取りました。

(メディア関係の男の立場は
協賛企業を集める営業代理店でした。)


すると、大企業である
イベント主催者さんのひと声だけで…


「今までの苦労はなんだったんだろう?」


というくらい、アッサリと
その男の親会社の社長であり
株主の方と連絡を取ることができました。


事の経緯やお互いの見解を
伝えあったところ、
事実は長くなるので割愛致しますが、


親会社の社長さんが個人的に
自腹を切って協賛金を
返していただくことが出来ました…


まとめます。


・問題の解決には周りの
 お力を借りることが欠かせません。

 有事の際にお力をお借りする為に、
 “伝える力”“人を動かす力”を
 日々磨いておくべきであること

 
・大手企業、弁護士、警察、政治家など、
 影響力のある方と普段から
 コミュニケーションをとっておくこと

(できることなら
 「○○さんの為なら人肌脱ぎますよ!」
 と思っていただける人間になるために
 日々精進し、人を大切にすること)
 

・追及するのは
 めちゃめちゃメンドクサイことですし、
 「相手が輩だったらどうしよう…」
 
 と思ったら正直コワイかもですけど、
 性善説的に『話せば分かる』
 かもしれませんし…

 もしも、本当に悪い人なら
 被害拡大を防ぐ為に、 
 粘り強く当事者を探すこと


これらが、ポイントでした。


総じて、SNSが発達している現在、
本物の詐欺師でなければ、

SNSを活用すれば
当事者にたどり着くことや、

当事者に対して影響力を持つ人と
繋がりを作ることができます。


その為に、日々精進し、
人の役に立てる人となり、
伝える力を磨くことが大事だと
改めて確信致しました。


また、客観的に見て
先生に非がある場合や、
訴えられてしまった場合は
 
“一刻も早く”誠意を持って
事情と対策を直接説明しましょう。


ポイントは、スピードです。
 
後手後手になると恥の上塗りになり
信頼を失います。


すると当然、
厳しい口コミを投稿されるなど、
かなり辛い状況になってしまいます。


なお、相手の方とお会いする際は、
極力、密室ではなく、
人がいるファミレスや
喫茶店などで対話をしましょう。


言った言わないを無くすために
ボイスレコーダーでの録音もお忘れなく。


なお、対応の仕方次第では熱烈な
ファンになり、患者さんを
沢山紹介して下さる可能性が大です。


良い意味で、クレーム、お叱りは
大チャンスだと捉えて
的確に対応をされてみてください。


的確な対応と言えば、
イチオシの映画があります。

『謝罪の王様』という映画です。
↓↓↓
http://www.itm-asp.com/cc/226001/K690BWy7



バラエティですが、

「なぜ、人は謝ってもらいたいのか?」
「謝罪のポイントとは何か?」

を笑いながら、学べます。



もし、先生が

「トラブル時に備えておきたい」

「今現在、粘着質の患者さんに
 絡まれて、困っている」

などありましたら、
以下の本がお薦めです。
↓↓↓
http://www.itm-asp.com/cc/226001/cZ7kNZWe



古山が20代半ばに企業研修
講師として働いていた際の、
師匠が出しているクレーム対策本です。


本日のメルマガは以上です。


最後までご覧いただきまして
誠にありがとうございました。


 

■追伸

~こんなお悩みありませんか?~

『そもそもウチの院は
ホームページで患者を呼べる
 地域なのだろうか?』

 

・ウチは都会じゃないから…
・ウチは激戦区だから…
・今までホームページで成果がでなかったから…
・そもそも自分ひとりでは実行に移せない…

 

そうした悩みがあれば、
治療院の集客に精通した
私たち『クドケン』を頼ってください。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━
無料診断を希望される方は
↓のボタンを押してください
━━━━━━━━━━━━━━━━━

集客ポテンシャル診断

『まずは無料診断に応募する』
という行動も
立派な「実行」です。

ぜひご活用ください。

Writer

古山正太 古山正太の記事一覧

株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

関連記事

©2024 治療院経営に役立つ無料webマガジン「クドケンブログ」