クドケンブログ【繁盛院の教科書】

新規集客の基本から売上アップの最新ノウハウまで!これからの治療院業界を生き抜いていくために必要な経営の情報を分かりやすくお伝えします。

 

 古山正太

「ありえない温泉」と「残念な治療院」の共通点

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こんにちは。
クドケン取締役の古山です。


本日は…


通りすがりの新規を増やし、
初診予約のドタキャンを
防止するための、


ちょっとしたアイデアを
お伝えします。



上記2点を
お知りになりたい先生は
ぜひご覧ください。


——————————-


先日、クドケンのメンバーで
1泊2日の温泉旅行に
行った時のこと。


朝食を済ませ、

「朝一番風呂に入ろう!」

と思い立ち、
ハンドタオルとバスタオルを
抱えて温泉に行きました。


するとなんと!

入り口の明かりはとても暗く、
入り口の前には看板が。


パッと見てみると、

『朝9時~朝10時…』

こんなことが書いてありました。



(そういえば、
 誰もタオルを持っている人と
 すれ違わなかったなぁ…)

(温泉なのに、
 朝からやってないなんて
 変な温泉だなぁ…)

(朝風呂を楽しみにしている人
 沢山いるだろうに…)

(しゃーない。
 9時から入ろう)




そんなこんなで、
再び朝9時に温泉に
行ってみました。


すると
更衣室で着替えている時、
ロッカーを激しく開け閉めしている
大学生アルバイト風の男の子がいたり、


タオルや浴衣を回収している
これまた体の大きな大学生風の
男の子がいたり、


なぜだかとても偉そうに
道の真ん中をドスドスと歩き、
「忘れ物ないでーす!!!」


と叫んでいる相撲部風の
男の子がいたり…


その時は、
(バイトの教育がなってないなぁ)
程度に思っていたのですが、
中に入ってみるとなんと!



誰もいない…



しかし、
意に介せず1分入浴し、
サウナに入ってみたところ
サウナの中の注意書きに

『朝9時~朝10時清掃時間』

と書いてありました。



(やはりか…)



そりゃ変だと思ったわ!

と、一人ニヤニヤしながら部屋に戻り、
工藤代表にしっかり
おちょくられた次第ですw



さて、ここからが重要です。

話を治療院経営に戻します。



先生の治療院の入り口は
初めて来院する患者さんでも
惑うことなく入れるように
なっていますか?


前回、
『日本一まずいラーメン屋』
という内容でメルマガを書きましたが、

そこのラーメン屋さんの
入り口も凄いものでした。


例えるならば、潰れてしまった
峠道の飲食店、ドライブインです。


そんな外観や
入り口をしている
先生はいないと思いますが、

以下のような治療院は
ちょいちょい見かけます。


✅入り口の雰囲気が暗い
 (建物が古ければ仕方がないこと
  かもしれませんが、対策はあります)


✅入り口の清掃が行き届いていない
 (本来、管理会社がするべき
  場合もあるかもしれませんが、
  患者さんにとって、それは関係ありませんね)


✅マンション一室などで表札が出ていない
 (理由があって表札を出せない場合、
  隠れ家治療院として
  出すしかなさそうです。

  そうでない場合は、
  店舗よりも一層入りやすい
  雰囲気を出す必要がありますね)


では、このような場合
具体的にどうすれば
良くなるのでしょうか?


【店舗】の場合


・入り口の前を毎朝掃除して、
 通行人の方と挨拶をする。

・店舗の中が見えるようにする。

・入り口が暗い場合は
 ブラックボードを置いて
 電池式のクリップライトを挟む。



【マンション一室】の場合

・ドアのスキマを空けておくことに加え、
 ホワイトボードなどをぶらさげておく。

 『○○治療院です。
  お気軽にお入りください』

 『○○治療院 
  施術中の場合がありますので
  インターホンを鳴らさずに
  お入りください』


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


これらは一例ですが、
とにかく新規の患者さんを
惑わせたり、

ドアを開けるのを
躊躇させるようなことを
悪気なくしていないか…


ぜひこの機会に
見直してみて下さい。


あるいは、
新規の患者さんに

「分かりづらくなかったですか?」
「迷いませんでしたか?」

と聞いても良いですね。


理想としては

「もっと分かりやすくするには
 どうすれば良いですかね?」

「もっと入りやすくするには
 どうすれば良いですかね?」

と、尋ねたいところです。


ですが、
患者さんからすると

「何で客の私に聞くんだろう…
 大丈夫かこの治療院?」

と思う方も
いらっしゃるかもしれません。


そのあたりは、先生のキャラや
患者さんを選んで聞いてみて下さい。


なお、聞くタイミングは
間違いなく『初診時』です。


2回目以降ですと、
入り口と場所を覚えていますからね。


治療技術や
コミュニケーションの技術を
高めることはもちろん大切です。


ですが、
本日お伝えしたような

長く治療家さんをやっていると
“忘れがち”な部分にも
気を配ってみて下さい。


本日も、
ありがとうございました。

古山正太

Writer

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株式会社クドケン社外取締役であり、業界屈指のコピーライター。チラシ1枚で月商120万円アップなどの実績はさることながら、あらゆる業界に精通したマーケティングや経営、集客のノウハウからこのブログでは「他業種から学ぶ。治療院経営に活かせる経営・集客戦略」を提供。すでに成功が実証された方法で、まだライバルが取り入れていない戦略を知ることができるので、治療院経営に上手く取り入れることができれば、ライバルとの差別化ができ、今より多くの患者さんに来てもらえるようになるでしょう。

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