クドケンブログ【繁盛院の教科書】

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 治療院経営のヒント

自院の”見えない数字”を把握してますか?

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第81回「自院の”見えない数字”を把握してますか?」

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皆さんこんにちは。本日もクドケン治療院経営のヒントをお送りいたします。本日は斉藤に代わりましてマーケティングチームの鎌田がお届けいたします。工藤さん、よろしくお願いいたします。

はい、よろしくお願いします。今回は何回目ですか。

今回は81回目です。

81回目ですね。はい。

はい。では早速質問です。今年の4月から分院展開をし、スタッフも増え、法人化をすることになりました。

おお、いいじゃないですか。

はい。いち経営者となり一気に仕事量が増え、毎日日々のタスクが終わらずてんやわんやしています。そこでですが、どうやったら有効的に時間を使えるか、工藤さん流の時間管理術を教えていただきたいです。よろしくお願いします、とのことです。時間管理術の話ですね。

時間管理術。その人は、そのステージによってさ、全然やることが変わってくるんだけど。

はい。

分院展開は1個目かな。今ちょっとね、聞いてたんだけど、全部。

はい。ちょっとそこらへんは書いていないようなので。

分院展開をして法人化した、する?

はい。したっていうことですね。

したってことですね。たぶん2店舗目出して、自分も2店舗目でも出てたり(施術してたり)とかすんのかな。任せっきりなのかな。

もうスタッフに任せきりっていうかたちで、たぶん文章的にはよろしいんじゃないですかね。

で、てんやわんや。

はい。

任せっきりだったらてんやわんやになんないと思うけどね。いろいろたぶん、やってるんだろうね(笑)。分院の仕事とかも。いろいろあるからね。例えば2店舗目出したときに、2店舗目出して、1店舗目のコアスタッフが抜けるから、今度1店舗目の力が下がったりすんのね、よくね。

はい。

院長の力でナンバーツーがだいたい(2店舗目に)行くからさ。

なるほど。

うん。そうすると本院のコアメンバーがそっちに持ってかれるから、やっぱり2店舗目にそっちが行くでしょ。

はい。

といってももともとナンバーワンの院長ではないから、1店舗回すにしてもちょっと力が足んないってよくよく起きる現象です。特に1店舗目。2店舗目とか3店舗目、3店舗目からはもう二つあるから、もう1個できてもさほどダメージがね。(多少)あるけど、1店舗から2店舗(に増やすのは)初めてだし。たくさんやってらっしゃる先生は慣れてるからいいかもしんないけど。

なるほど。

初めて1店舗増やすってやっぱり一番大変なときで。

じゃあ2店舗目が一番大変なときなんですね。

大変ですよ。特にたぶん整骨院さんだよね、この@@【00:02:30】からすると。

はい、そうですね。

整骨院でも、だいたい院長先生がいてスタッフさんがこういて。で、経営は1店舗目の経営っていうのはさ、院長がだいたいやってるでしょ。

はい。

で、院長、ナンバーツーは見てるかもしんないけど経営やったことないでしょ。例えばスタッフのシフトとか研修とかも全部院長が見ることはできないから、だいたい2店舗目出したら院長がそっち行って研修やるとか、また呼んで研修するとか。そういうかたちになるんだけど。やっぱりすごく忙しい時期なんだけど、そこで自分が、(質問は)時間管理でしょ。

はい。

いろんなね、お話したいところなんだけど、時間管理に特化して言うんならば、しっかりと経営に対する、自分は経営者だという自覚を持って、経営に時間を確保するっていうことがすごく重要になってくるんだよね。

経営に時間を確保する、ですか。

うん。例えば先ほどだと研修もそうだし、院が2店舗になったら新しいスタッフもたくさん入ってきてるわけだよね。たぶん本院から全部移したら本院のスタッフが少なくなっちゃうから。で、たぶん整骨院なら2店舗目もスタッフ何人かで運営してるはず。受付さんもいるはず。

はい。

だったら結構研修の時間がかかるわけだよ。たぶんナンバーツーが研修するよりも、やっぱりナンバーワンの院長が最初はね、研修したり指導してあげないといけなかったりするから。

はい。

その時間をしっかり取ると。だから1店舗目とおんなじような感覚で、1店舗目とおんなじ今までどおりの自分のタイムスケジュールでは動かないってことだよね。なぜならば2店舗目もあるから。

なるほど。

単純だよね。

単純に2倍に増えてるんですよね。

2倍まではいかないかな。

そうですか。

ナンバーツーが責任持ってやってるから。ある程度やってるけどね、やっぱり足りない部分を補わなきゃいけないから。だから経営者としての時間を確保するっていうことであれば、経営者としての、例えば、よくあるさ、四つの【商品?00:04:12】に分かれてさ、緊急だけど重要なこと、緊急じゃないけど重要なこと。これ、変わってくるからさ。

はい。

例えば1人先生の場合だったら施術が一番でしょ。緊急で重要だよね。毎日やんなきゃね、院が回んないじゃん。あと集客とかね。で、ある程度整骨院、スタッフがいてスタッフさんだけでも回せるようになったら自分の時間が取れて。ちょっと仕事がね、管理とか、それは自分も施術入ってる人だったらそうかもしんないけど、やっぱり2店舗目の研修とか2店舗目のことをやったりしていると、やっぱり今までどおり施術に入っていれなかったり。例えば順風満帆にいかないのが最初だから、「ここの集客が落ちた」とか「スタッフが問題起こした」とか「分院してナンバーツーのその人が、ナンバーツーの方針に合わなくてやめる」とかね。だから、また人を持って来たり、人を足したりっていうことで、それを管理する時間はしっかり取らなきゃいけないのね。そうすると経営者としての重要なことは順番が変わってくるんだよね。今までは例えば(優先順位)1位が施術だったかもしんない。今までは手前にいるスタッフの管理だったかもしんないけど、それがグループ全体の動きを管理して、全体で上から俯瞰しなきゃいけないわけだよね。だから自分の見えるところではないからね、2店舗目とか。見えないその中の数字を把握して、分析して、確認してっていうまずそのマニュアル作りとかもあるでしょう。やっぱり1店舗目は自分のマンパワーね。力だけでいけるわけなんだけど、特に全部自分が見てるでしょ、整骨院なんて。

はい。

だけど2店舗目っていうのは自分が見てない。信頼する、してるかわかんないけど、ナンバーツーが動かして見えていないから、なかなかね、手前で全部見えてるこの現実と違う現実が向こうに起きてるわけだから、そこを意識してどういうチェック項目をすればいいのかとか、ナンバーツーからどのような信頼関係を築いていくかとか、その先の人たちをどうやって管理していくかっていうことをマニュアルで築いたり、そこも気を遣ってやんなきゃいけないから、どちらかというと最初すごく力がいるから。そういった時間をしっかりと確保するっていうのが重要だよね。だから今までどおり1院目に集中することはできないし、二つ目、三つ目、特に二つ目は大変だから、人の育てとか人材育成、いろんなトラブル起きるんだよね。うん。特にうちのね、うちの場合は整体院だけど2店舗目とか出すときやっぱりいろいろね、問題があるわけで。

はい。

それでもやっぱり手こずるわけでしょ。こんだけノウハウがあったりさ、こんだけ資産、資金とかもさ、余裕があるのに、やっぱり店舗を出すってなったらさ、それは大変なわけで。

そうですね。

で、それを自分の院しか経営したことない院長が2店舗目、初めて出すっていうのは結構大変なことだから。その時間を確保して、起こり得ることをしっかりと計算して、先々、先手でね。先手先手で起こり得る問題を防いでいくっていうね。最初はもぐら叩きゲームみたいになってくるけど、それはもぐらが出てくる穴を最初から塞いどくっていうようなことをね。

なるほど。

先々に緊急じゃないけど重要なことっていうのを見極めて、そこにね、経営者っていうのは最大限注意して、緊急だけど重要なこともこなしつつも、緊急じゃないけど重要なことをどんどんどんどんこなしていくっていうこの時間をしっかり確保するっていうことが一番重要ですね。だから今までどおり「自分がやったほうが早い」「自分がやったらうまい」「自分がやったらできる」、それはわかる。院長、当たり前でしょ。

じゃなくて、2番目3番目のそういう組織を組織として回すためにどうすればいいのかっていうマニュアル作り、組織運営を自分で学ぶとか、そういったところにしっかり時間を割いていかないと回んなくなるね。仮にナンバーツーがすごくて2店舗目が回ったとしても、3(店舗目)とかいけないね。だから2店舗目がマニュアル化できてないから。これはたまたま2店舗目がうまくいっただけ。そうじゃなくて、2(店舗)から3(店舗)、4(店舗)っていくんだったら、しっかりとそこにノウハウを構築、マニュアル化して。例えばナンバーツーが若干弱かったとしてもなんとかなるくらいの仕組みをしっかり整える。その仕組みを作るのはやっぱりナンバーワンの、初めてその整骨院を(作り上げた)、1店舗目の院長がやらなきゃいけないから。2番目3番目は絶対やってくんないから。そのナンバーワンがやる仕事にしっかりと集中して、仕組み、マニュアル作り、経営っていうものを捉えて時間を確保していくっていうことが重要になってくるね。

なるほど。

こんなところで気を付けてやってみるといいんじゃないかな。

そうですね。はい、ありがとうございます。それではクドケン治療院経営のヒント、本日は第81回をお届けいたしました。工藤さん、ありがとうございます。

はい、鎌田くん、初めてのインタビューお疲れさまでした。

ありがとうございました。

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